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2006年6月25日 (日)

ナミアソビ

060625 朝もやが今日もかかっていますが、波もあまりなく穏やかな海です。でも、荒れた海の手土産が今日も結構打ち上げられていました。

Funeuki 「○はま トヨ丸」と読めます。美浜?という言葉がすぐ浮かんできました。本当はどこの浜でしょう?長い時間を旅してきたのでしょうか?

Gaikokusan_2 こちらは、もっと長い旅をしてきた外国製品。カンロクが違いますね。このほかにもいくつか外国製品が打ち上げられていました。

Ishinohana 海藻は相変らずこのところヒジキが健闘していますが、こちらはイシノハナ。貝好きの方、どうですかミスガイの生態に似ていませんか?

Namiasobi1_2

Namiasobi2_1 Namiasobi3_2  と、貝の話に繋がったところで、今日は久し振りにフジノハナガイのナミアソビを見ることができました。せっかくなので連続写真を。

嫌いな人にとっては、ゾワゾワッと鳥肌がたってしまうかも・・・。

★拾った貝:トカシオリイレボラ、オキアサリ、カノコガイ、キリオレ類、イトカケギリ類、ザクロガイ×2、メダカラ×2、オオモモノハナ×2、ロウソクツノガイ×3、カワザンショウ×3、コシイノミガイ×4など。

★その他に拾ったもの:肉食小動物の歯

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2006年6月24日 (土)

コシイノミガイ

4180624 朝もやに煙る稲村ガ崎、朝5時半頃です。久し振りに晴の予感。大潮で既にだいぶ潮が引いています。

Kankokuuki_1 昨日は海が多少荒れたようで、ゴミに近い漂着物なども結構打ち上げられていましたが、韓国製のウキもありました。ハングルが見て取れます。

Hizumegani 生物の打ち上げはそれ程多くありませんでしたが、こんなものも。ヒヅメガニです。手も足も完全にそろっていました。

Koshiinomi 貝で多かったのはこれ。大潮の日はねらい目です。アップの写真ですが何だか分かりますか?大きいものでも8㎜程度のコシイノミガイ。右下の白い紡錘形です。

Chairokuchikire こちらは殻高15㎜のチャイロクチキレですが、コシイノミガイやイトカケギリの仲間をピンセットで拾っていると、とてつもなく大きな貝に見えてしまいビックリします。

0060624 9時を過ぎるとだいぶスッキリと晴れ渡りました。この後、某幼稚園のビーチコーミングへ家族三人でお手伝いに出かけました。

※山田さん、エマさん、そして幼稚園の関係者の皆様、場所を間違えて遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

★拾った貝:メカイアワビ、ホトトギスガイ、ロウソクツノガイ、ヒナミルガイ、オダマキ、シラタケ、チョウジガイ、シラボシシャジク、オハグロシャジク、サンショウガイ、カワザンショウ、キリオレガイ類、メダカラ、チャイロキヌタ×3など。

★その他に拾ったもの:イルカの骨、昭和初期の三ツ矢サイダーのビン(奥様拾得)

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2006年6月18日 (日)

カツオノエボシ

060618_1 朝5時の材木座です。低い雲と朝もやのおかげで幻想的な風景が広がっていました。「深山幽谷」のような趣がありますね。

Katuonoeboshi_1 夜半の雨で海が荒れたようでゴミが多かったのですが、カツオノエボシも。でも残念ながらアサガオガイやルリガイは見つかりませんでした。

Einotamago_1 エイの卵もありました。「人魚の財布」とか「悪魔の財布」とかいわれるようですが、本当はどちらなのでしょう。

Kabocha よほど美味しそうに見えたのか、打ち上げられたカボチャをカラスが突いたようです。このほか、トマトやキュウリなどの夏野菜も打ち上げられていました。

Oomizunagidori 気になったオオミズナギドリ。くちばしに釣の仕掛けが巻きついています。釣り人のみなさん、マナーを守って楽しい釣りをお願いしGachapin_1 ます。

貝の収穫がほとんど無かった今日の一番はこれ。楽器の演奏からスキージャンプまで、何でもこなすスーパーマン、「ガチャピン」君のマスコット。

Kanshijo_1 昨日の「木造の橋」に続いて監視所も完成し、いよいよ海水浴シーズンが始まろうとしています。

★拾った貝:キイロダカラ、アラレガイ、メダカラ

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2006年6月17日 (土)

フクロガイ

Tobi_1 浜に出ようとしたら、トビが出迎えてくれました。なんとなくその姿にコンドルが被ってしまい「荒野の○○○」というような西部劇を思い出しました。

060617_1 うっすらと靄のような霧がかかり、逗子マリーナも霞んでいます。こういう景色もまた、風情があって良いものですね。

Baka  低気圧の通過の残滓がところどころ転がっています。バカガイも名前の由来のとおり、半分口をあけて、舌を出していました。

Kouika こういう日の定番、コウイカ類の甲羅も、大小さまざまなものが打ち上げられています。中には一つ二つ、まだ身がついたままのものも見かけました。

Gijie1 イカ釣り用の疑似餌だと思いますが、イカの甲羅とともにいくつか打ち上げられていました。イカ用以外にも、藻に混ざるようにして、いろいろなルアーを見かけました。

15 砂茶碗の打ち上げも目立ちました。これは本日最大と思われる直径15㎝のもの。

5 こちらは、見かけた中で最小の5㎝のもの。同じ砂茶碗でも、大きさは大小さまざまです。

Umihouzuki こちらもまけていられない、とウミホウズキ。先週のカラマツガイ、ヒザラガイにつづいて、貝の産卵シーズン真っ盛りですね。

Fukurogai  そんな今日の一番の収穫はこれ、フクロガイ。殻頂が紫色をしているのが目印です。

Hashi_1 夏の間だけ、材木座と由比ガ浜を結ぶ木造の橋も竣工しました。材木座のみをフィールドとする私には禁断の橋ですが、いよいよ賑やかな夏がやってきます。

★他に拾った貝:ハマシイノミ、ツマベニガイ、ウスハマグリ、ハイガイ、ネコガイ、ククリボラ、ハツユキダカラ、チャイロキヌタ、メダカラ×4など。

★他に拾ったもの:部分入れ歯、パイプ、アンパンマンのフタ

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2006年6月11日 (日)

サトウガイ

060611 朝からシトシトと梅雨らしい雨です。おかげで、今日予定されていた「鎌倉の海を守る会」の磯観察会も中止になってしまいました。

Sunajawan_1 生物の打ち上げはほとんどありませんでしたが、砂茶碗だけが健闘していました。海藻では、ヒジキがたくさん打ち上げられていました。

Oobamoku

ヒジキのほかにホンダワラの仲間がいくつかあったのでご紹介しましょう。これはオオバモク。夾竹桃に似た葉と、紡錘形の気胞が目印です。

Nokogirimoku これはノコギリモク。葉の周囲のノコギリのようなギザギザに加えて、丸い気胞の天辺についた小さな鋸歯葉が目印です。

Endoumoku これはエンドウモク。葉はノコギリモクを細くした感じで、気胞の先に何もついていません。一見そっくりのホンダワラ科も、細かく見ると違いがわかりますね。

Vsatow 雨の中、海に出た甲斐があって、面白いものを見ることができました。砂に半分埋まっているサトウガイです。このあたりではあまり見ることができない画像です。

Oohebi 滑川の河口付近ではこれを見つけました、オオヘビガイ。トグロの巻き方が何ともいえません。お気に入りの一つになりそうです。

★拾った貝:非常に珍しい合殻のゲンロクソデガイ、サンショウガイ、フロガイダマシ、メダカラ、チャイロキヌタ×3、カワザンショウ×3、ザクロガイ×4、コシイノミ×6など。

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2006年6月10日 (土)

クロスジムシロ

060610 今朝は久し振りにスッキリした朝でした。波は多少あるものの、風もほとんどなく、富士山もこの時期には珍しく顔を出してくれました。

Uitmaki 生物はあまりありませんでしたが、ヒトデ類が多少打ち上げられていました。これは、打ち上げられたばかりのイトマキヒトデ。まだモゾモゾと動いていました。

Hizaragainotamago 和賀江島は大潮だけあって、ぐんぐん顔を出しています。カラマツガイとタマゴを見ようと岩に近づいたら、ヒザラガイのタマゴまで見ることができました。

Hikkoshi 潮溜まりを覗くと、ホンヤドカリが引越しの真っ最中。左のイシダタミからヘソアキクボガイに乗り移った瞬間です。モソモソとヘソアキクボガイを探ったと思ったら、ヒョイッと1秒もかからず乗り移ってしまいました。

Kurosujimushiro_1 今日の一番収穫は、このクロスジムシロ。直前に打ち上げられていた殻を拾ったところだったので、生貝を見つけて2度ビックリです。

Tobikarasu_2 滑川へ向かう途中、浜の中ほどまで来ると、トビとカラスが波打ち際を漁っています。一体何がいるのだろうと覗いてみると・・・。

Katakuchi 犯人はこれ、カタクチイワシです。マイワシが一匹千円というビックリニュースが流れていましたが、カタクチはまだまだ安心してシラスとしてたべられます。

というわけでお昼は、トビとカラスに触発されて、材木座産のシラスでシラスおろしそばを作って食べました。

★拾った貝:殻径132㎜のメカイアワビ、ウニレイシ、ネジガイ、オダマキ、サメダカラ、キイロダカラ、ツマベニガイ、ウスユキミノガイ、マガキガイ(幼貝)、コシイノミ×3、チャイロキヌタ×6など。

★その他に拾ったもの:アップルティーの木箱、カラカサオバケ、初めての原田ひょうちゃんなど。 

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2006年6月 4日 (日)

ワタクズガニ

Ryougaeri 穏やかな海ですが、6月だというのにひんやりと冷え込んでいます。浜に出ると、ちょうど漁船が帰ってくるところでした。

Quiz 今日は本当にカニの種類が多かったです。そこでクイズです。右の写真には、カニが何匹写っているでしょう?

Owatakuzu 正解は3匹。右下の裏帰っているショウジンガニと、ジュズエダカリナのすぐ左下にいるマルツノガニは分かると思います。実はエダカリナのすぐ上にワタクズガニがいます。

Uwatakuzu アップにしても分かりにくいので裏返してみたら、途端に足をすぼめてしまいました。かろうじてツメの先が見えます(ワタクズガニくん、ゴメン)

060604 和賀江島の周辺です。この手前の方のようなところに宝物がたくさんあります。今日もオダマキやオオシイノミガイを見つけました。

Isowata 豆腐川まで戻る途中、またワタクズガニを見つけました。よく見ると、左側にいるワタクズガニにはイソクズガニまでがくっついています。持ち上げてみるとビックリ!この2種類のカニをくっつけているのは、隠蔽擬態のための「クズ」でした。珍しいこともあるものですね。

Benisugokai ところで、これは昨日の午後の写真なのですが、こちらもビックリです。スゴカイイソメがフジノハナガイやバカガイを身にまとっているのですが、良く見るとベニガイのかけらが混じっています。材木座のスゴカイイソメは何と贅沢なのでしょう!

★拾った貝:ヒメネジガイ、久し振りのナミノコ、アラレタマキビ、クダタマガイ、ハナチグサ、カモジガイ、ウラカガミ×2、ザクロガイ×2、メダカラ×4、チャイロキヌタ×5、オオモモノハナ×12など。

★その他に拾ったもの:スーパーマンのフィギアなど。

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2006年6月 3日 (土)

ミドリイガイ

060603_1

6月に入りました。今月末の海開きに備えて、海の家の建設も本格的に始まりました。6時前だというのに、工事関係者の方々はもう働き始めています。

Amamo_1 今日は静かな海ですが、昨日は荒れたのか、アマモやミズナギドリがたくさん打ち上げられていました。海藻も大量ではありませんが、小型のものがいろいろありました。

Mitsudesozo これはミツデソゾ。カタカナで書くと何のことか分かりませんが、漢字にすると「三ツ手そぞ」。「そぞ」という種類の海藻ですが、3方向に枝が出ることからの和名だそうです。

Matsunori これはマツノリ。漢字にすると「松苔」。規則的に二股分岐する様子が確かに松葉を連想させますね。茹でて三杯酢にすると美味しいそうです。

Futaemoku_1 これはフタエモク。漢字では「二重もく」と書きます。「~モク」という名前からわかるようにホンダワラ科ですが、多くのホンダワラ科と異なりゴワゴワしています。

Midoriigai_2 貝で特に触れたいのはミドリイガイです。右の写真のものは66㎜ですが、少し離れたところにもう片方の殻がありました。そのほか23㎜の合殻ひとつと、75㎜の片殻も拾いました。

このところ外来種のミドリイガイを拾う機会が増えてきています。原産国では貴重な食材となっているそうですが、南方産のこの貝がこれだけ定着するというのは、やはり温暖化の影響でしょうか。

Honyado 和賀江島では例によってホンヤドカリがケンカしていましたが、見えないところでは、在来種対外来種の静かな戦いが続いているのかもしれません。

★拾った貝:キヌザル、ツキガイモドキ、コガモガイ、ベッコウガサ、ネコガイ、乳白色のナミマガシワ、ツマベニガイ×2、チャイロキヌタ×2、メダカラ×4など。

★その他に拾ったもの:オレンジウキ

◎参考図書:「日本の海藻 基本284」/田中次郎解説、中村庸夫写真(平凡社)

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