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2006年7月30日 (日)

ナミノコガイ

060730 穏やかな朝です。波もほとんどありません。昨日よりも雲は多く江の島も霞んで見えるものの、昨日のような俄か雨はない、と天気予報が告げています。

Umikemushi 大きな丸太が打ち上げられていました。表面には大きなエボシガイがたくさん付着していましたが、よく見るとウミケムシまで付いていました。

Hanamaruyuki 和賀江島に向かって歩き出すと、早速ハナマルユキを発見!幸先がいいな、と写真を撮ったら、途端に波がさらっていってしまいました(T_T)

Kusafugu1 今日はクサフグを全部で4匹見つけました。クサフグに限らず、フグの食べられる部位を見つけてきた、昔の人たちの食に対する貪欲さは凄いと思っていました。

Kusafugu2 だって、それぞれのフグによって毒のある場所は異なるし、食べられる場所を見つけるまでは相当な犠牲を強いられてきたはずですよね。

Kusafugu3 でも、古代人のことを考えると、食べるものが手に入らず、やむを得ず食べたりして、その積み重ねで有毒部分が特定されてきたのかな、 なんて考えたりもします。

Naminoko_1 そんなことを考えながら歩いていたら、ナミノコガイの合殻を見つけました。先日もナミノコの幼貝を合殻で見つけましたが、今日のは立派な成貝です。う~ん、いよいよナミノコも復活の兆しあり、でしょうか。

ハナマルユキは逃したものの、その後オミナエシダカラも2つ拾って、満足、満足。

★拾った貝:ヒヨクガイ、ゲンロクソデガイ、ベッコウイモのかけら、ベッコウガサ、謎のミミズガイ、チャイロキヌタ×6、メダカラ×11

★他に拾ったもの:300mlと書いてあるだけの様子のいいビン

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2006年7月29日 (土)

7/29その2 ありがとうございました。

今日はemmaさんのBirthdayと私の400種類達成をお祝いして、鎌倉Beachcomberの皆さんが、小町通りを左に入ったところにあるフレンチ「それいゆ」でパーティーを開いてくださり、我が家も一家三人で参加させていただきました。

Oiwai1_1 これはemmaさんからのプレゼントです。このアヤシさが何とも素敵です。

材料はすべて鎌倉産で、骸骨の頭は由比ガ浜、頭に載せているキイロダカラ、台となっているクジラの骨端板は材木座、小便小僧の胴体は滑川の横で拾ったものだそうです。

Oiwai2_1 こちらはミサリンさんにいただきました。細かいところまで手間がかかっていて、うれしさひとしおです。

emmaさん、ミサリンさん、どうもありがとうございます。大切に飾らせていただきます。

それから、lunaさん、貴重な貝をありがとうございました。いただいた貝は、大事に保管させていただきます。

Oiwai3_1 お店の方からもお祝いをしていただきました。特製のデザート(いうまでもありませんが、とても美味しかったです)と、ピアノの生演奏によるファンファーレ!

というわけで、感動の一夜でした。

池田先生までおいでいただき、「怪しい」お話をたっぷりと聞かせてくださって感激です。これから夜に浜を歩くときは、稲村ケ崎の浜姥だけでなく「白い服を着た女性」にも気をつけましょう^^

幹事の労を執ってくださった、まっちゃん4649さん、ミサリンさんをはじめ、お集まりくださったみなさま、本当にありがとうございました。

皆様の気持ちに報いるため、これからも500種類、600種類と頑張ります。よ~し、明日も早起きだ!!

あっ、そうそう、今日は午後からも小一時間ほど和賀江島の近くをBCしました。潮が引いていたので、ネジガイ、クリンイトカケ、セキモリ、ナツメガイ、オオシイノミ、コシイノミなどを拾うことができました。

明日は、新しい貝を拾えるでしょうか?

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ツタノハガイ

060729 久し振りの青空の朝です。今日は暑くなりそうな感じですね。梅雨明けはまだですが、これなら海の家のお客さんもやってきてくれるかも知れません。

Hayamahanabi 今日も打ち上げ花火のカスが落ちていました。3日前に行われた葉山の花火大会のものでしょうか。夏休みに入っただけあって、季節感を感じます。

Umitanago ほぼ満潮時に歩いてみましたが、生物も少しはに打ち上げられていました。こちらは、先週に引き続いてウミタナゴのメスです。

Umineko_1 ウミネコたちは、最近R134がお気に入りのようです。街路灯や、道沿いの電柱の上で休憩していました。先日の夕方も同じように休んでいるのを見かけました。

Ragiotaisou 和賀江島まで歩いて、折り返して豆腐川を超えると、ラジオ体操をやっていました。参加者にお父さんの姿が見えるのは 土曜日だからでしょうか。

Nekogai 夏休みを実感しながらラジオ体操の横を通り抜け、滑川の近くまで行くと、いつもは和賀江島の近くでよく見つけるネコガイがありました。

Tsutanoha1 そのネコガイの近くで見つけたのがこれです。これといっても一体何?という感じですが、この中に何かの貝が隠れています。分かりますか?

Tsutanoha2 裏返してみると分かりますね。正解はツタノハガイ。生時は上の写真のように海藻などを付着させてカモフラージュしています。

Tsutanoha3 横から見るとこんな感じです。このまま磯にいたら、見つけにくいですね。和賀江島にも棲んでいますが、やはりいろいろと身に着けていたりします。あなたも見つけてみませんか?

★拾った貝:サメダカラ×2、チャイロキヌタ×5、メダカラ×7

7月5日に、遠藤貝類博物館の館長、遠藤春雄さんが亡くなられたそうです。館内をご案内いただいたとき、スミソニアン博物館の館長が私設博物館を訪れてくれたといって、ご一緒に写した写真をうれしそうに見せていただいた事を思い出します。ご冥福をお祈り申し上げます。

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2006年7月23日 (日)

フジノハナガイふたたび

060723 かなり強い雨だれの音で目を覚ましましたが、海にいってみると、ほとんど土砂降りに近いような振り方の雨です。九州は本当に大変そうです。

Img_7630 材木座でも、スロープと土嚢を伝って雨が川を作り、ところどころで小さいながらも濁流のような流れを作っていました。

Hanabi1 浜に出て、一番最初に目に入ったのはこれです。一体なんだと思いますか?実は打ち上げ花火のカスです。ボール紙だけでなく、信管のようなものもいくつもありました。

Hanabi2 昨日は逗子海岸で花火大会があり、我が家からも多少見えました。それが今日、こうして点々と流れ着いた訳ですね。潮の流れの面白さも感じますが、それにしても・・・。

Mizukurage_1 花火のカス程ではありませんが、ミズクラゲも大量に漂着していました。花火は浜の半分から東側に多かったのですが、こちらは和賀江島から滑川付近までと広範囲でした。

Seguro 土砂降りに近く、まだ薄暗い中に海に行った甲斐があって、久し振りにセグロカモメ(だと思うのですが)に会うことができました。まだ若鳥のようです。

Umidori 和賀江島まで行って折り返すと、今度はウミネコの群れです。かなりの数で、若鳥も随分混じっているようです。波打ち際の小魚を漁っていました。

Umidori2 滑川河口でも、ウミネコに会うことができました。こちらでも若鳥と成鳥が、歩きながらしきりに水の中にクチバシを突っ込んで、何か漁っていました。

Fujinohana さて貝の話ですが、明日から大潮だけあって潮も随分引いています。フジノハナガイもナミアソビをしていました。こちらは、時々できるフジノハナガイの貝溜まり。ものすごい数ですね。みんなしっかり生きていて、争うように砂にもぐりこもうとしています。

ところで、大相撲も今日が千秋楽。我らがチヨノハナガイ、おっと千代の花関は、現在4勝2敗と勝ち越しを決めています。頑張れ千代の花関!

★拾った貝:ウスハマグリ、ネコガイ、カモジガイ、チャイロキヌタ、メダカラ×4

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2006年7月22日 (土)

キサガイ

060722 今日もあまり天気がよくありません。長野から鹿児島まで、今回の雨の被害は広範囲にわたっていますね。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

Hakofugu_2 何匹ものキタマクラに混じって、ハコフグを2匹見かけました。尾びれを良く見たら、「はこ」の硬い部分が途中で止まり、尾びれが動く仕組みになっているんですね。

Hiramomiji 良く見たら面白かったものがもう一つ。ヒラモミジです。きれいな幾何学模様で、造形美の世界ですね。トゲモミジやミズクラゲもいくつも見かけました。

Kokoyashi 生物以外の打ち上げ物で面白いものがいくつかありました。ほとんど埋まった状態だったのですが、掘り出してみたら、やはりココヤシでした。

Torakyupie 何かと話題だった「阪神」のユニホームを着たキューピーちゃん。ユニホームの下には、しっかりと「トラ」の毛皮のビキニを身に着けています。

Bin どこも欠けていない緑色のビンも落ちていました。何に使われた物だったのでしょう。もともとの用途はともかく、一輪挿しに良さそうです。

Kisagai_1  今日は、貝ではメダカラとチャイロキヌタが大半で、かつ大漁だったのですが、キサガイもありました。キサガイは、学研の生物図鑑には「わりあい少ない」と書いてありますが、このところ拾う機会がかなり増えているように感じます。これも相模湾復活の兆しでしょうか。ただ、とても脆い貝なので取り扱いは要注意ですね。今朝も貝を整理していて、先々週拾ったキサガイの上に別の貝を落としてしまい、壊してしまいました。残念(T_T)

★他に拾った貝:ベッコウガサ、ツボミガイ、オオシイノミ、フクレユキミノ、ネコガイ×2、チャイロキヌタ×8、メダカラ×14

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2006年7月15日 (土)

ウスベニコウイカ

060715 このところ、海が荒れ気味の日が続いています。潮が引くと、いろいろな漂着物が楽しめそうですが、これから出かけるため、いい時間帯とはいえないビーチコーミングです。

Anago 大量のカジメ、アラメに引きづられたのでしょうか、小魚類が随分打ち上げられていました。こちらはアナゴ。

Nenbutsudai 一番多かったのはネンブツダイ。群れを作っているので、まとめて打ち上げられたのでしょう。比較的広い範囲にわたって打ち上げられていました。

Umiotanagomesu ネンブツダイよりも一回り大きいウミタナゴのメス。ウミタナゴはオスが黒く、メスが赤いので、オス・メスの見分けが簡単でいいですね。

Kitamakura もちろん、いつもの常連さん、愛嬌のある顔つきのキタマクラも忘れずに打ち上げられていました。愛嬌があるといっても、しっかり毒は持っていますね。

Img_7525 破損個体でしたが、葉山しおさい博物館発行「相模湾レッドデータ」に掲載されているテングニシも打ち上げられていました。

Usubenikouika 今日の一番はこれ。ウスベニコウイカと思われます。イカ類は甲羅は良く見かけますが、これだけ大きな個体がナマのまま打ち上げられることはそれ程多くはありません。

今日も暑くなりそうです。昼間はきっとたくさんの海水浴客が訪れることと思いますが、あの波の高さだと、残念ながら遊泳禁止でしょうか。

★拾った貝:普段は拾わないのですが、形と色が良かったアカニシ。

★その他に拾ったもの:何かの骨(これから調べてみます)

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2006年7月 9日 (日)

カコボラ

060709  小雨に煙る稲村ガ崎です。大体2時間ほど浜にいましたが、霧雨から小雨のような雨が時折降るというような天気でした。

Heraiwazuta この時期、海の家の前は重機で清掃してしまうのですが、重機に及ばない浜の部分に色々な海藻が打ち上げられていました。

Fusaiwazuta_1 灰色の砂浜に打ち上げられた褐藻や紅藻の中にあっては、上のヘライワヅタやこのフサイワヅタの緑色は、目に優しく新鮮に写ります。

Ishigani2 昨日同様、コウイカの卵や砂茶碗、エイの卵のうなど、生物関係もいろいろとありましたが、緑色といえば、イシガニの殻も2つ見つけました。

Einoatama_1 謎の漂着物として山田さんが拾い、共同掲示板で正体を教えていただいた「エイの頭の軟骨」も打ち上げられていました。

Akasimahonyadokari3 「ヤドカリが棲む貝」がその名の由来というカニモリガイに、クロシマホンヤドカリが入っていました。なんとなくホッとしますね。

Kakobora1 材木座では珍しくないカコボラですが、きれいに穀皮が剥げています。なんとなくなまめかしく、また、不思議な感じがします。

Kakobora2 こちらは、ちゃんと穀皮がついているカコボラ。見慣れた感じが安心感を与えてくれます。穀皮のある、なしで、印象ガラッと変わりますね。

Chiyonohanagai ところで今日もありました、チヨノハナガイ。今日は大相撲7月場所の開幕ですね。九重部屋の千代の花関は今場所は東の三段目の46枚目です。頑張れ、千代の花関!

★拾った貝:ウラシマガイ、ハナマルユキ、ヨフバイ、チャイロキヌタ、メダカラ×4

★他に拾ったもの:陶製のサンタさん

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2006年7月 8日 (土)

オオシイノミガイ

0760708 梅雨のすっきりしない朝ですが、「白き雲の細くたなびきたるも いとおかし」ですね。波があるので、サーファーがたくさん来ていました。

Akaei 浜に出て、すぐに目に付いたアカエイです。このほか、カタクチイワシ、ゴンズイ、ウミタナゴなども打ち上げられていました。

Kebukahimeyokobasami2 ヤドカリ君も生きたまま打ち上げられていました。コシダカガンガラを宿貝にした、ケブカヒメヨコバサミ。ちょっとピンボケですいません。

Kakubenkeigani2 カクベンケイガニ。これもそうだったのですがカニはお腹を見せて打ち上げられることが多く、ひっくり返すときは「神経衰弱」のような気分です。

Mizukurage ミズクラゲも随分打ち上げられていましたが、アカクラゲも一つ見かけました。海水浴のシーズンです。アカクラゲは要注意ですね。

Kouikatamago ミズクラゲよりもさらに数多く打ち上げられていたのがこちら、コウイカのタマゴです。イカ・タコも一応貝の仲間ではありますね。

Kouikatamago2 中には、赤ちゃんが生まれかけているこんなタマゴも。「ぼく、タコのあかちゃん」とやっていた某テレビのコマーシャルを思い出します。

Ooshiinomi 荒れた後の海ですが、あまりそそられる貝は無かったものの、殻頂の欠けたオオシイノミガイを1つ見つけました。オオシイノミガイはよく殻頂が欠けているものがあります。

 5年前に発行された「相模湾レッドデータ -貝類-」(葉山しおさい博物館発行)には、オオシイノミガイについて「鎌倉・逗子海岸を代表する貝といっても過言ではないほど、いつでも採集された。最近は、年間に1~2個程度記録されるに過ぎない」とあります。その頃に比べると拾うことができる機会が着実に増えているようです。うれしいことですね。

★拾った貝:ハナマルユキ、ナツメガイ、ツマベニガイ、ヒメアサリ、チャイロキヌタ×2、メダカラ×4

★他に拾ったもの:キクメイシモドキ

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2006年7月 2日 (日)

キンセンガニ

060702 富士山に笠雲がかかっていました。富士山にかかる笠雲は「3時間くらいの間に雨が降り出す前兆」という話を聞いたことがあります。

Kiiro 貝のほうは、メダカラやチャイロキヌタを中心にタカラガイ系が結構打ち上げられていました。写真のキイロダカラのほかにホシキヌタの幼貝も。

Img_7203 ベニイモの破損個体もありました。この他、ニシキガイ、ヒラカモジ、フロガイダマシ、ネコガイなどなど。なかなかの成果です。

Kuromilu_1 昨日のタマミルに続いて、今日は小ぶりのクロミルが打ち上げられていました。クロミルの打ち上げもそれ程多くはありません。

Milu こちらは今日のミル。ミルの分岐点を見てみると「クロミルは分岐するところが平たくなっている」というのが良く分かりますね。

Kinsengani_1 今日おもしろかったのはキンセンガニです。全部で3つみつけたのですが、そのうち2つが脱皮直後らしく、フニャフニャの状態でした。

Fkinsen 2つ目のこちらは、まだ元気な状態でした。キンセンガニはつかまえると、手のひらの上でも行儀良くしています。撮影後、ちゃんと逃してあげました^^

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2006年7月 1日 (土)

400種達成???

060701 昨日帰宅が遅かったので、海に出るのが遅くなってしまいました。6時半の材木座は荒れ模様で、少し高めの波が打ち寄せていました。

Hashiboso すぐに目に入ったのがハシボソミズナギドリ。足と翼の一部が砂に埋まっていますが、なんとか顔を上げようとしていました。

Hashiboso2 砂の中から引き出してあげたのですが、すでに立ち上がる力も残っていないようで、時々、もがくようにしていましたが、やがて力尽きました。

Haka 砂浜に穴を掘って、埋めてあげました。普段、打ち上げられているミズナギドリを埋めてあげたことは無かったのですが、目の前で息絶えるのを見たので。死は厳粛なものですね。

Tamamilu さて、海が荒れていたので、あまりみかけることが多くはないタマミルが2つ、打ち上げられていました。小さなクロミルも見ました。  Nameishi_2

こんな漂着物も。「滑石漁協」と書いてあります。熊本県の滑石漁協の登録証のようです。黒潮に乗ってやってきたのでしょうか。

Katsuonoeboshi_1 そこで探してみたら、やっぱりいました、カツオノエボシ。でも、くまなく探してみても、ルリガイやアサガオガイは見当たりません。

Ohimejako_1 ところが、こんな貝が落ちていました。南方に棲むヒメジャコガイ。いくら黒潮にのって熊本からの漂着物があるといっても、と思い、ひっくり返してみると・・・

Uhimejako 朝寝坊のバチがあたったのか、はたまた夜中に動き回る稲村ガ崎の浜婆のシワザか。

と、いうわけで400種類達成の前祝として、ありがたくいただきます。

ね、エマさん^^

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