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2006年12月31日 (日)

ナツメガイ

061231 スッキリと冬らしく晴れ、寒い朝です。波も穏やかで、風もありません。朝焼けの富士山が、過ぎ行く2006年へのはなむけに顔を出してくれました。

Hama 砂浜には、この冷え込みと穏やかな波が比較的たくさんのカバザクラを運んでくれていました。サクラガイを拾う人々が何人も来ています。

Kobukarappa 私はサクラガイは拾わないので、そのまま和賀江島に向かおうとすると、コブカラッパの殻が打ち上げられていました。こっちは拾います^^

Amefurashi_6 コブカラッパの殻をレジ袋に入れながら和賀江島に向かうと、足もとには、いくつもアメフラシが打ち上げられていました。

Mikurinaganishi_1 ミクリナガニシの破片もいくつか見つけました。一昨日、ご紹介したものは、ほとんど化石の状態でしたが、新鮮なミクリナガニシはこんな色です。

Sazanami_1 和賀江島の石碑のそばには、チヨノハナガイやホトトギスガイに混じってサザナミガイがいくつも寄せられていました。

Kisewata_1 こういうときは見つけやすいキセワタガイ。今日は軟体が付いたまま打ち上げられていました。

Genrokusode それから、ビックリなのはこちら、ゲンロクソデの生貝です!さらに、すぐ近くにやはり合殻のものも打ち上げられていました。

Tsuboshimejikaimen ツボシメジカイメンもありました。このカイメン、なんとなく菊の花を思い出しませんか?

Natsume さて、今日の貝ですがこれです。ナツメガイ。いかがですか?今日の貝の収穫、なかなかのものでしょう^^

Umineko_1 満足しながら滑川へ向かいます。滑川の河口では、ユリカモメの群れが整列して八幡宮の方向を見つめています。初詣をする準備でもしているのでしょうか?

Umiu_2 振り返ると、珍しくウミウの群れがすぐそばまで来ていました。もちろんウミネコ君もちゃんと姿を現したし、サギ(飛んでいたので、コサギかチュウサギかは判別できませんでした)も2羽見ることができたし、材木座野鳥オールスターズ勢ぞろいで、2006のエンディングにふさわしい日でした。

Hyouchan_2 おっと、まだまだ終わりではありません。貝以外でも、いろいろ打ち上げられていましたので、それをご紹介しましょう^^まずはひょうちゃん。カケラなのが残念ですが・・・。

Ningyou これは日本人形のようです。頭が取れてしまっています。そういえば、以前これに合いそうな頭を拾ったことがありました。そう思い出して、家で組み合わせてみましたが・・・

Kao 大きさが微妙に違うし、あわせてみても上手くつながりませんでした。当然といえば当然ですね。でもきっと、これに近い頭が付いていたのでしょう。

Bin_3 ビンも面白いものがいくつか打ち上げられていました。まずはこちら。ちょっと変わった形ですね。

Tamon 今日の一番のお気に入りはこの「清酒・多聞」のビンです。なかなか形が良いですね。この多聞のビンも銀化していましたが、もう一つ銀化しているビンも拾いました。

そんな訳で、2006年の優秀の美を飾るにふさわしい一日でした。明日は元日ですが朝から仕事です。がんばろーっと。

このブログをご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます。良いお年をお迎えください。

★他に拾った貝:ハナマルユキダカラ、オオシイノミガイなど。

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2006年12月30日 (土)

ハザクラ

061230 昨日に比べると、波も随分落ち着いた感じがします。でも、今日は寒かったですよ~。浜に出て、久し振りに耳が痛いと感じました。

Koori それもそのはずで、やけに足もとがすべるな、と思ったら、砂浜が凍り付いていました。

Takonomakura_3  浜に出るとすぐに目に入ったのは、こちら。エビ網にかかったらしい大量のザラカイメンとともに、一つぽつんとタコノマクラです。

Kagamigai タコノマクラを横目でみながら和賀江島へ。すると、本来和賀江島は岩場や転石地帯に住む貝が多く打ち上げられるのですが、今日は砂浜に住むはずのカガミガイが合殻でいくつか打ち上げられています。波がきっと巻いたのでしょうね。

Kisago 同じく砂浜に住むマテガイやダンダラマテもあり、キサゴもデロ~ンと軟体を出していたのですが、触ったら少し引っ込めてしまいました^^

Yadokari2 また、すぐ近くでヒメヨウラクがモゴモゴ動くので、これも生きているのかと思ったら、ケブカヒメヨコバサミのようです。

Umisaboten ウミサボテンも久し振りに見つけました。豆腐川から和賀江島は、本当に生き物の打ち上げの宝庫ですね。

Saikoro_1 生き物だけではなく、サイコロまで打ち上げられていました。これでまた一歩、浜辺で拾い集めたものでマージャんセットを揃えるという夢に近づきました^^

さて、今日、紹介する貝をどうしようというところなのですが、実は候補がいくつもあって困ってしまうくらいです。拾った貝は多くはないのですが、クビレクロヅケ、殻径31.7㎜のハイガイ、老成するとこんなに分厚くなるのかというくらい分厚くなったナミガイなど。

Hazakura3

で、結局選んだのはこちら、ハザクラです。今まで壊れかけた片殻しか拾ったことがなかったのですが、殻径21.55㎜と、まだ幼貝の大きさとはいえ生貝です。この辺りでは、めったにお目にかかれない貝です。

Hon ところで、先日、面白そうな本を見つけてしまいました。これからじっくり楽しみながら読んでみようと思います。

ちなみに出版社は有隣堂で、定価は1,000円(+税)でした。

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2006年12月29日 (金)

ミクリナガニシ

061229 ここ二日間の強風などで、もしかした ら良いものでも打ちあがっているかな、と思ったのですが、海ではまだ波が荒い状態でした。

Oyama2 富士山は雲の中に隠れていましたが、そのかわり大山がスッキリとした山容をみせてくれ、なかなか清々しい気分です。

Riasushiki 砂浜はというと、昨日までの海の荒れ方を物語るように、波に抉り取られた部分がまるでリアス式海岸を思わせます。

Img_0624 打ち上げの状況はあまり良いとはいえません。ゴミはかなり打ち上げられていますが、貝はほとんど見当たりません。

Bisaki 生き物もほとんど見当たりません。わずかに見つけたのは、このイサキの子どもと、ヒイラギくらい。カニなども見当たりませんでした。

Bonten_2 そのかわりといっては何ですが、大きなボンテンが打ち上げられていました。大きさを比較するために、愛用のピンセット、30㎝を置いてみました。

Namimagashiwa_2 そんな今日の収穫は3つ。まずは、このナミマガシワ。一見なんの変哲も無いのですが、でも、実は69.15㎜と、特大なんです^^

Iseshiragai お次は、イセシラガイ。穀径64.55㎜です。こういう貝が拾えると、今日みたいに収穫が少ない日でも満足しますね。

Mikurinaganishi そして、今日のタイトルにしたのがこちら、ミクリナガニシです。ひっくり反すとかなり破損しているし、化石に近い状態なのですが、それでもやはりこの貝は珍しいです。

R2d2 今日も時間がなくて、滑川まで行くことができなかったのですが、最後に見つけたR2D2。C3POとの掛け合いはスターウォーズを盛り上げてくれましたね^^

Fuji 豆腐川まで戻って振り返ると、わずかの間に富士山が顔を出して見送ってくれました。

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2006年12月24日 (日)

クロダカラ

061224 朝焼けの富士山が歓迎の顔を出してくれました。東京まで行かなくてはならないので、今日も40分程度しかいられません。

Hatsuyuki_1 去年のクリスマスには、ホシキヌタを拾いました。「ベツレヘムの星」キヌタはでき過ぎかな、と思いましたが、今日は和賀江島へ向かう中ほどにハツユキダカラが落ちていました。ホワイトクリスマスですね。

0612242  和賀江島に着くと、右側の大きな鞍部から大山も顔を覗かせています。材木座の冬の景色です。

Oshima 豆腐川まで戻ると、大島もうっすらと海に浮かんでいます。ちょうど真ん中のごく薄い影、見えますか?

Bousyubora_1 豆腐川を越えると、ボウシュウボラが落ちていました。エビ網の獲物を波が西へと運んだものと思われます。

Tengunishi 近くにはサザエの殻が散乱し、中に入っていたベニホンヤドカリをカラスが突いていたし、何よりもここ3日間、豆腐川を挟んで東にあった例のテングニシも西側に移動していました。本当に潮のいたずらは面白いですね。

0612243 と、このあたりで朝は引き上げたのですが、早く帰ってくることができたので、また海に出てみました。朝と違ってどんよりと雲って、肌寒い午後です。

Messege 3日ぶりに滑川まで行ってみると、河口にこんなものが転がっていました。メッセージ・ボトルにしては、中の紙がかなり細かく切り刻まれていて、変な感じです。少し悩んだのですが、拾わずにそのままにしてしまいました。

Okurodakara 和賀江島では、手がかじかむのを我慢したおかげで、微小貝をいくつか拾うことができました。でも、一番の収穫はこのクロダカラ。久し振りに見つけました。

Ukurodakara 実はこのクロダカラ、成貝になりきっていない「成長途中」でした。これは初めてで、何だか付加価値のようでうれしいです^^

★拾った貝:殻高53.8㎜と過去最大のトカシオリイレ(午後からクロダカラの成貝になりかけたのを拾わなければ、今日の貝はこれにするつもりでした)、ワタゾコオビクイ、サザナミガイ、オキナガイ(これら3つは合殻です)、ミスガイ、カワザンショウ、ミミズガイ、スカシガイ、ヒナミル、カモジガイ、サンショウガイ、コシイノミ×2、ネジガイ×2、セキモリ×4

★他に拾ったもの:マメウニ 

Tokashioriire ◎特別大公開、本日拾ったトカシオリイレです^^                                                                                                                      

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2006年12月23日 (土)

キヌザル

061223  今日は、所用で千葉まで出かけるため、例によって時間がありません。スッキリ晴れた浜辺ですが、潮周りの贅沢はいえませんでした。でもうっすらと富士山が出迎えてくれました。

Img_0500 風もなく、波もない穏やかな海。打ち上げは多くはありませんが、このところ良くみかけるスナヒトデや

Img_0518 トゲモミジ、他にもモミジガイ、ヒラモミジといったヒトデたち、それから、カニ類も少し打ち上げられています。

Img_0506 ヘラクレスを思い出してしまうモクズガニ。産卵期も終わったと見えて、打ち上げられる数もめっきり少なくなりました。

Img_0508 あまり打ち上げられる数は多くはないイソガニ。ヒライソガニも和賀江島の近くには良く打ち上げられます。

Img_0521 エビ網の獲物と思われるショウジンガニ。カニ類は、これらの写真のように、ほとんどがお腹を見せて打ち上げられますね。

Img_0533 カニといえば、このノコギリガニの手もこの3日間、ほぼ同じところで、しかも2本見ています。オレンジ色が鮮やかなので、浜の味気ない砂の色によく映えます。

Img_0535 キクザルもオレンジ色の個体がたまにあって、目を惹きます。

Img_0511 貝以外では、和賀江島の近くでこんなものを見つけました。割れていたこの壺、なんとなく少し変な感じがしませんか?

Img_0512 そうなんです。こうして1円玉を置いてみると分かるようにミニチュアサイズなんです。この手のものは、今までにもすり鉢や丼などを拾いましたが、久し振りに遭遇しました。

Img_0529 さて、今日の貝ですが、何にしようと悩みながら歩いて、最後の最後にやっと見つけたキヌザルです。正味40分しかいられなかったのは残念ですが、キヌザルが拾えたので良しとしましょう。

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2006年12月22日 (金)

ゲンロクソデガイ

Kouji 海に出ると、いきなりダンプか走り回っていました。貝をメインとするビーチコーマーにとっては天敵ですが、工事とあれば仕方がありません。

061222 どんよりと曇っていますが、風はありません。ラジオでは都心や横浜では雨がパラついているといっていますが、今のところ雨は大丈夫です。

Amefurashi_4 今日もアメフラシが打ち上げられていますが、昨日ほどではありません。豆腐川の東では和賀江島周辺に少し。大半は豆腐川の西でした。

Nunomeitomakihitode 貝は、あまりめぼしいものがなかったのですが、和賀江島からの戻り道、かわいらしい大きさのヒトデを見つけました。ヌノメイトマキヒトデのようです。

Hiiragi 豆腐川を超えたところで見つけたヒイラギの葉っぱ。クリスマスはもうすぐですね。

Genrokusodegai あまり収穫がない中で、ゲンロクソデガイを2つも見つけてしまいました。というわけで、今日の貝はゲンロクソデガイです。

Umineko_5 滑川に近づくと、ウミネコが波打ち際で遊んでいました。1羽は若鳥のようですね。

Yurikamome 別のウミネコは、滑川の河口に行くと、たくさんのユリカモメに混じってとぼけたようにたたずんでいました。この「のほほん」とした雰囲気が持ち味ですね。

Hyouchan ひょうちゃんのカケラを2つ拾ったところで、サクラガイを少々とウラウズガイを拾った奥様と合流。雨がポツポツと落ちてきたので、帰路につきました。

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オオトリガイ

niftyのサーバーの調子が悪いのか、ブログの編集画面にどうしても繋りませんでした。この記事は12月21日分ということでお読みください。

061221_3 土曜日も仕事だったり、元日も仕事だったりと不規則な状態が続きますが、今日は休みだったので、海にでてひと歩きしてみました。

Benihonyadokari_1 和賀江島に向かって歩きはじめるとすぐ、エビ網にかかってしまったのか、ベニホンヤドカリ君が横たわっていました。なんとなく打ち上げはいろいろありそうな雰囲気です。

Otengunishi_2 視線を海に移すと、大きめの貝が・・・テングニシです!やった!幸先がいいゾと拾い上げようとすると・・・

Utengunishi 残念!これではさすがにちょっと拾う気にはなりません。

Img_0388 今日はアメフラシの仲間が大・中・小とかなり打ち上げられていました。Img_0394

ミドリアメフラシのようにも思えますね。こういう状態で打ち上げられているものが大半で、これでは同定するのは難しいです。

Nansensutorioシマメノウフネガイは、本当に何にでもくっつきますが、カモメガイにくっついているのは珍しいですね。しかもみると、シマメノウフネガイの上にシマメノウフネガイが乗って、ナンセンストリオ(ご存知ですか?懐かしいですね~!)状態です^^

Bootorigai 豆腐川を超えたところで見つけました。今日の貝、オオトリガイ。大きさとしてはまだ幼貝ですが、それほど拾いやすい貝ではありません。

Bnokogirigazami そこから少し歩いたところで見つけたカニの爪。壊れているというのに、約10㎝もあります。ノコギリガザミのものでしょうか。こんな大物はなかなか見ることができません。

Qp さらにすこし進んだところに打ち上げられていました。独特の手の形に見覚えがありますね。頭は取れてしまったようですがキューピーちゃんでしょう。

Sazanami 西に進むに従って、チヨノハナガイがチラホラと目に入るようになってきたな、 と思ったら、サザナミガイもありました。全部で5つ、合殻で見つけました^^

Yurikamome_2 滑川の河口にたどり着き、しばらくの間ユリカモメの姿を楽しんでいたら、

Yurikamome2 そのうち群れが移動してきました。空中でホバリングしては、交互に海中に足先を突っ込んでいきます。

Yurikamome3 時々みかけるこのユリカモメの不思議な行動には、一体どんな意味があるのでしょう?ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

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2006年12月17日 (日)

ナミマガシワ

0612170_1 昨日も書きましたが、出かけるために時間がなく、夜の明けるのをイライラしながら待っていました。これでも、6時40分の画像です。

0612171_1 雨こそあがったものの、厚い雲がたちこめているのか薄暗く、強い南風が吹いていて、白い波頭が次から次へとやってきます。

Img_0342_1 こういう日は打ち上げは少ないのが通例ですね。今日もご他聞に漏れず、生き物も貝もほとんど打ち上げられていません。

Joromoku_1 打ち上げられているものといったら、ジョロモクや

Oobamoku_2 オオバモクなど、ホンダワラの仲間の海藻くらいです。

Namimagashiwa_1 ましてや、わずか30分程度しかいられないとあっては、収穫はほとんど望むべくもありません。案の定この乳白色のナミマガシワ×2だけでした。

Beniishigani_2 それでも、帰りがけにベニイシガニを見つけたのが慰めといえば慰めでしょうか。

Img_0365_1 その30分の間に、ようやく明るくはなってきましたが、収穫も時間もないビーチコーミング、後ろ髪を引かれる思いで海を後にしました。

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2006年12月16日 (土)

ミガキボラ

Img_0320 急に今日、明日と出かける用事ができてしまったので、正味45分しか海にいることができませんでした。こうなると、日の出が遅い季節は夜の明けるのが待ち遠しいですね。

Img_0326 ちいさい貝(微小貝とまではいきませんが)が、たくさん打ち上げられていて、もし時間があればじっくりと見たいところですが、そうもいきません。

Img_0302 エビ網にかかったものと思われるオオウミシダ(×2)や、ヤギ類がいくつも転がっていましたが、今日はウグイス貝は見つかりませんでした。

Img_0311 久し振りのハリセンボンも。この姿をみると、冬がやってきたんだなぁ、と思いますね。

Img_0329 このところ良く見かける大きなスナヒトデ。腕の曲がり方が手裏剣のようです。発想が貧困で、ヒトデを見るとすぐ「手裏剣」を思い浮かべてしまうのは短絡的ですね。でも、子どもの頃は忍者物が大流行だっだのでつい。

数え上げると、少年忍者風のフジ丸、伊賀の影丸、サスケ、仮面の忍者赤影、忍者部隊月光、隠密剣士etc、おっと、忍者ハットリくんなんていうのもありましたね。いかんいかん、脱線しました。

今日は滑川の方へもいけなかったし、貝もほとんど拾えませんでした。いくつか、目をひく貝はあったのですが・・・。

Img_0316 たとえばトカシオリイレボラや、

Img_0333 ベニイモなど。

でも、拾い上げてみたら両方とも破損していて、タイトルにするには、ちょっと気が引けるような。

Img_0321 という訳で、今日はこのミガキボラにすることにしました。フタも付いていることだし。

明日も家を早く出なくてはならないので、ほとんど海に行く時間が取れそうもありません。いい貝が拾えると良いのですが。

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2006年12月14日 (木)

訂正とお詫びです。

 このたび、相模貝類研究談話会の会報「みたまき」に、中間報告という形で、現在まで材木座で拾った貝の目録を掲載していただくことになりました。

 この機会に、私の素人判断でずうずうしくも同定したものの、我ながら不安があった貝について、葉山しおさい博物館の池田館長に同定していただき、目録の正確さを高めようと、実物を持って池田先生に見ていただきました。

 その結果、名前の訂正が必要なもの2種、掲載済みの貝と同じもののため削除すべきもの5種がわかり、さらに私が同定できずにいた貝について新たに5種が判明しました。

 ここにお詫びとともに訂正させていただきますのでご了承ください。

★名前を訂正して掲載しなおしたもの

カリガネエガイ→シコロエガイ、フウリンチドリ→カリバガサ

★削除したもの:()内が同定の結果です。

 ヒメネジガイ(シノブガイ)、チゴバカガイ(バカガイ)、ウズラミヤシロ(ヤツシロガイ)、クロマキアゲエビス(クボガイ)、ケイトウガイ(キクザル)

★追加した貝

 チリボタンsp、キヌマトイガイ、トキワガイ、シロアオリ、クロダキセワタ

★なお、以下については正しいことが確認されましたので、「池田等同定」として掲載してあります。

ヤクシマダカラ、ヒメツメタ、ハナツメタ、クチバガイ、ネジガイ、ナガヒメネジガイ、カワチドリ、ナミヒメムシロ、イシマキガイ、クビレクロヅケガイ

  

 

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2006年12月10日 (日)

クロダキセワタ

061210 昨日の雨の影響でなかなか明るくなりません。7時を過ぎているというのに、どこかまだ薄暗い感じです。でも、寒さは昨日ほどじゃありません。

Isobana_1 和賀江島に向かって歩き出すと、イゾハナが落ちていました。久し振りに見るイソバナ。枝の分かれ方から、私はなんとなく線香花火を連想します。

Usukisewata 今日も欲しいと思うような貝があまり落ちていないなぁ、そんなことを思いながら和賀江島の手前までいくと、初物「クロダキセワタ」を発見!今日の貝はこれで決まりです^^

Img_0266_1 このドチザメ、昨日は豆腐川の東にあったのに、今日は西に引越ししていました。同じように先日のウミウは和賀江島の手前から、今日は豆腐川のすぐ東に移動していました。

Hamanba 潮のいたずらは、おもしろいなぁ、そんなことを考えながら歩いていると、突然こんなものが眼に入りました。一体誰のシワザでしょう?

Hamanba1_1 また少し進むと、今度はこんなものが。オリエンテーリングの目印ではありません。矢印の右になにやら写っています。

Hamanba2 拡大してみると、こんな感じです。まだまだちょっと分かりづらいですね。そこで例のピン○ットを使って、チョイとつまんで海の水で洗ってみました。

Hamanba3 すると、こんなものが姿を現しました。こんなことをするいたずら好きといったら・・・間違いありません!きっと雨が上がったのを見計らって、浜婆がやってきたのでしょう!

Itaya 浜婆の姿を見ることが できる千載一遇のチャンスだったのに、実に惜しいことをしたものです。でも、浜婆が見逃したこんなかわいいイタヤガイを拾うことができました^^

★拾った貝:ネジガイ、コシイノミガイ、ネコガイ、チャイロキヌタ×3など。

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2006年12月 9日 (土)

ウニレイシ

061209 冷たい雨が降っています。早朝はまだ降っていなかったのですが、浜にでる頃には霧のような冷たい雨と、北風もやってきました。

Umishida 打ち上げは少なくありません。ウミシダが二つ、寄り添うように打ち上げられていたかと思うと、

Uguisu_2 ヤギについたウグイスガイもありました。

Bhachi_1 魚もいろいろと打ち上げられていました。写真のハチをはじめ、カサゴ、ドチザメ、ウツボ、いつものハコフグなど。このハチはトゲに毒があるそうですのでご注意を。

Byatsudesunahitode ヒトデもいろいろとありました。モミジガイ、アカヒトデ、トゲモミジ・・・。珍しいところでは、写真のヤツデスナヒトデなんかも。

Bouei 貝や生き物以外では、こんなものも。「防衛」と書いてあるようですね。戦時中のものでしょうか。

Kamagin こちらは「鎌倉銀座」と書いてあります。今は「御成通り」と名前を変えた通りのことでしょうか。歴史が偲ばれます(オオゲサかな?)

Mure_1 滑川の河口では、ウミネコとユリカモメの群れが水浴び中でした。

Mizuabi_1 だいたい今日は野鳥天国で、浜を歩いている間中、入れ替わり立ち代りいろいろな鳥が姿を見せてくれました。

Shirochidori まともな写真が撮れず大変申し訳ないのですが、シロチドリの群れも現れました。去年もこの時期にやってきてくれました 。

Unireishi_1 そんな今日でしたが、貝の収穫はあまりありませんでした。という訳で、今日の一番はこのウニレイシ。貝は少なくても、寒い中、雨に濡れながら浜に出た甲斐はあったかな。 

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2006年12月 3日 (日)

シノマキガイ

061203 昨日は一日仕事だったのですが、仕事を終えて駅を下りると強風に驚きました。でも、ひょっとしていい貝が拾えるかもしれないという期待も半分ありました。

0612032 その期待を胸に浜へやってきました。でも豆腐川河口付近から東側には海藻が大量漂着していて、貝を拾えるような雰囲気ではありません。

Nekozame でも、まっちゃんとも会えましたし、面白い生き物は随分見ることができました。まず写真のネコザメ。体長25㎝ほどのかわいいネコザメです。

Dochizame ネコザメだけでなく、魚は随分いろいろ打ち上げられていました。ドチザメ、タカノハダイ、カワハギ、アカエイの赤ちゃん、そして何匹ものシビレエイなど。

Suehirogani カニでは、いつもの常連はもちろん、写真のスエヒロガニやホシマンジュウガニも見つけました。また、ヒトデ類も多く、スナヒトデ、モミジガイ、アカヒトデetc。

Shiroboya ホヤの仲間もありました。写真はシロボヤです。

Img_0134 ウミウシはウミウシなのですが、こうなると同定が難しいですね。アカメイロウミウシ、シラユキウミウシ、シラユキモドキ、シロウサギウミウシなど候補はいくつかありますが、いずれも希少種ですね。このほか、フレリトゲアメフラシも見つけました。

Oshima ふと、海に眼をやると、今日は富士山は見えませんが大島が見えます。良く見ると、島の両端が浮いているように見えます。浮島現象ですね。

Yurikamome_1 そのまま視線を平行移動すると、ユリカモメが眼に入りました。二羽で飛び跳ねながら、しきりに波にクチバシを突っ込んでいます。

Umiu 元気のよいユリカモメと対照的なウミウの死体。こちらは、和賀江島の近くに打ち上げられていたものです。

Shinomakibora さて、そろそろ今日の貝の話に移りましょう。なんとシノマキガイです。この貝は本来紀伊半島以南に棲息する貝です。そのため、しおさい博物館の池田先生にメールで確認しました。夕方お返事をいただいて、シノマキガイに間違いないということです。びっくりですね~!

Koyo 貝は、この他、シドロガイ、ヒナミルガイを拾っただけでしたが、内容の濃い朝でした。鎌倉の山々もだいぶ色づいてきましたよ^^

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