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2010年11月28日 (日)

ツツミガイ

101128 ★今朝の材木座:とにかく海からの風が強かったです。この風は昨日の夜から吹いていたのですが、一晩中雨戸をガタガタいわせてうるさかったこと。それが朝になっても止まずに吹き続けていて、ウインドサーフィンを楽しむ人たちにはおあつらえ向きだったようです。

Uchiage ★今朝の打ち上げ帯:海からの風のせいで、本来ならばもっと引いていてもいいはずなのですが、かなり満潮線に近いところまで波が打ち寄せていました。そのため、豆腐川から船揚げ場までのごく狭いエリアでしか収穫はありませんでしたが、結構密度は濃かったです。

Naminoko ★今朝のトピックス:ナミノコガイ生貝 このナミノコガイは、実は波に揺られる場所で水管と足を出していたのです。今までも生貝を見つけたことはありますが、水管や足を出しているナミノコガイを見つけたのは初めてです。波にさらわれないようにあわててすくって写真を撮ったものの、水管と足は当然ながら引っ込めてしまいました。もちろん写真を撮った後は海に帰してあげましたよ^^

Tsutsumigai ★今日の№1:ツツミガイ 今日は狭いエリアでしか収穫はなかったのですが、それでもいろいろと面白い貝を見つけることができました。今日の№1を何にしようかと悩んだのですが、相模湾レッドデータの評価が「消滅寸前」のツツミガイにしてみました。1970年代以降ほとんど発見記録がなくなっていたということですが、このところ、また少しずつ見つかっているようです。

Kai ★拾った貝:イソシジミ、オミナエシダカラ、ハナマルユキの子ども?、ホシキヌタの赤ちゃん、ミドリイガイ×4(内、合弁3)、コロモガイの赤ちゃん、オオシイノミガイ×3、ツツミガイ、メダカラ×35、チャイロキヌタ×14、ハマシイノミガイ、コシイノミガイ×2、ミミズガイ、セキモリ、カタカドマンジ、ウスコミミガイ※実はウスコミミガイはもう一つ見つけていたのですが、写真を撮る際にドジってひっくり返してしまい、見つからなくなってしまいました(T_T)

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2010年11月27日 (土)

ナツメガイ

101127 ★今朝の材木座:なんとなくぼんやりした感じの「晴れ」です。だいぶ冷え込むようになってきましたが、風や波はありません。写真では富士山は本当にかすかに写っているのですが、もう少しよく見えていた時間帯もありました。

Uchiage ★今朝の打ち上げ帯:満潮に近い時間帯だったので、打ち上げ帯がありはしましたが、じっくり眺めて行こうにも、波が寄せてきてしまう個所もありました。とはいえ、ご覧のような感じで、メダカラはかなり多かったです。やはり打ち上げの季節ですね。

Kasuzame ★今日のトピックス:カスザメ たまに打ち上げられるカスザメ。地方によっては食用にするとのことで、かなりおいしいという話も聞きますが、この辺りでは食べるのでしょうか?今度漁師さんに聞いてみようかな・・・。

Natsumegai ★今日の№1:ナツメガイ ナツメガイは結構好きな貝なので、見つかるとうれしいものの一つです。今日はラッキーなことに二つも見つけてしまいました^^

Kai ★拾った貝:ハツユキダカラ×3(材木座ではメダカラ、チャイロキヌタに次いでハツユキダカラが多いようですが3つも拾えるとはなかなか貴重な日です)、ホシキヌタ幼貝、ナミノコガイ合弁、ネコガイ、ベッコウガサ、トカシオリイレボラ(破損あり)、ミドリイガイ×2、モシオガイ、オオモモノハナガイ、ナツメガイ×2、メダカラ×24、チャイロキヌタ×12(写真を撮ったあとで、メダカラの中に一つだけチャイロキヌタが混ざっていたことに気がつきました。どれだかわかりますか?)

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2010年11月23日 (火)

ハクシャウズ

101123_2 ★今朝の材木座:朝までかなり強い雨が降っていましたが、潮が引くころにはちゃんと止んでくれました。でも、北寄りの風が残っていて、少し強めに吹いていました。箱根の山々からも不安定な天気の様子が伺えます。

Uchiage  ★今朝の打ち上げ帯:豆腐川の西から滑川河口にかけては、のっぺりした感じで、あまり漂着物はなかったのですが、豆腐川の東には、幾条もの打ち上げ帯ができていて、それなりに貝が打ち上げられていました。

Akoyagai ★今日のトピックス:アコヤガイ 以前は少し強い風が吹くと、よく打ち上げられていたのですが、あまり見かけなくなっていたため心配していました。ここ何回かの海歩きで、また目につくようになっています。まだ、大きさとしては子どもですが、これだけ打ち上がるようになれば大丈夫かな?

Hakushauzu ★今日の№1:ハクシャウズ ウズイチモンジとよく似ていて、間違えやすいのですが、ハクシャウズの場合は、殻口のところが赤くなっています。

Kai ★拾った貝:かなりくたびれたハツユキダカラ、穴があいているとはいえ、材木座では相当貴重度が高いミクリガイ、オキアサリ、ハクシャウズ、ミドリイガイ、オオモモノハナガイ、ナミノコガイ合弁×2、イシマテガイ、ナデシコガイ合弁(ナデシコガイの合弁もかなり珍しいです)、ナツメモドキ亜成貝、メダカラ×11、チャイロキヌタ×8、ネコガイ×2、イソシジミ合弁。

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2010年11月20日 (土)

クチムラサキダカラ

101120 ★今朝の材木座:11月もいよいよ下旬、かなり冬らしくなってきました。風や波はありませんが、太陽もなくひんやりとしています。今日もお医者さんをハシゴしなくてはならない(ナサケナイ・・・)ので、あまり時間がありません。

Uchiage ★今朝の打ち上げ帯:落ち葉や海藻などの細かいゴミが、おもに豆腐川から東側に打ち上げられていました。その間を縫うように、バカガイを中心とした貝の打ち上げ帯が何条かできています。

Mtfuji ★今朝のトピックス:最初の写真では、富士山が写っていませんが、実は海に出た当初は、ちゃんと顔を出してくれていました。冠雪も本格的になって、いよいよ防寒着の季節が近いことを思わせますね。

Kuchimurasaki ★今日の№1:クチムラサキダカラの幼貝だと思います。初物です。これで材木座で私が拾ったタカラガイは25種類(このページ参照)になりました。鎌倉海産貝類目録に掲載されているのは19種類です。どちらかというと南方系の貝であるタカラガイの種類が増えているのは、温暖化が進んでいることの証左かもしれないと思うと、手放しで喜んでいいものか、悩んでしまいます。

Kai★拾った貝:タマキガイとミタマキガイの中間のような個体、ミドリイガイ合弁×3、ミガキモミジボラ、シボリダカラ、ハナマルユキ、カバフダカラ、クチムラサキダカラ、カイシアオリ(?、要確認)、メダカラ×16、チャイロキヌタ×4。タマキガイとミタマキガイの中間のような個体は、多分タマキガイでいいのではないかと思うのですが、殻径33.75㎜あって、材木座の場合、タマキガイがこの大きさにまで育つのはちょっと珍しいです。他にもカバフダカラなど材木座としては珍しいタカラガイを拾うことができました。ミドリイガイの合弁がこのところ立て続けにいくつも見つかっています。役に立つ貝ではあるようですが、あくまで外来種ですので、要経過観察ですね。カイシアオリ(?)は、そうだとするとこれも初物になるのですが、ホウオウガイの幼貝かも知れず、しおさい博物館で確認していただくことにします。

★明日は早朝から夜まで出かけてしまうので、海はお休みですm(_ _)m

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2010年11月14日 (日)

キヌマトイガイ

101114 ★今朝の材木座:陽が出ていないので、なんとなく肌寒い感じで、江の島が遠くに霞んでいます。由比ヶ浜には、APECの警備車両が赤色灯を点滅させて待機しています。今日はオバマ大統領がやってくるようですね。

Photo ★今日の打ち上げ帯:ご覧のような感じで、打ち上げ帯ができてはいたのですが、バカガイ以外の貝は少なく、微小貝もありそうに思えたのですが、細かく見てもほとんど見当たりません。滑川河口と和賀江島という材木座の東西両端はカジメ・アラメで覆われていました。

Photo_2 ★今日のトピックス:オオブンク滑川河口のカジメ・アラメ帯にかわいいオオブンブクが打ち上げられていました。

Photo_3 ★今日の№1:キヌマトイガイ 派手なところのない貝なので、この貝が好きという人はあまりいないとは思いますが、それでも材木座での貴重度はかなりのものです。

Photo_4 ★拾った貝:イソシジミ合弁、キヌマトイガイ、メダカラ×8、チャイロキヌタ×12。イソシジミの打ち上げも一時に比べると、落ち着いてしまいましたね。今年はバカガイが大量に打ち上げられていますが、毎年のように何かの貝が大量に発生しています。シオサザナミだったり、オキナガイ、ミゾガイという年もあったし、マツヤマワスレが多かった年もありました。先日の相模貝類研究談話会の例会で逗子の方に伺った話では、逗子でもほぼ同様の傾向が見られるようです。海水温や、海流、海底の状況などいろいろな条件がイタズラして特定の貝の大量発生につながるのではないかと思いますが、来年はどんな貝が大量発生するのでしょう?

Photo_5 ニッポン放送の「元気です!吉田拓郎~ニッポンを動かした歌たち~」を聴きながら歩いていたら、曽根史郎の「若いお巡りさん」がかかりました。警備をしている方たちを見ながら、タイムリーだなと思って聴いていたら、4番の歌詞に衝撃を受けました。

「もしもし たばこをください お嬢さん 今日は非番の日曜日 職務尋問 警棒忘れ あなたとゆっくり 遊びたい 鎌倉あたりは どうでしょうか 浜辺のロマンス パトロール」

う~む、何と申しましょうか・・・・。

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2010年11月13日 (土)

クルマガイ(ほんと!?)

101113 ★今朝の材木座:どんよりと曇って、遠くはなんとなく靄がかかったように霞んでいます。APEC開催に伴って、鎌倉市内は交通規制がしかれており、警備を担当する警察官 の方々も朝から海をパトロールしたり134号線を警備したり。

Photo_2 ★今朝の打ち上げ帯:豆腐川から東側には、久しぶりに打ち上げ帯ができていました。浜全体にカジメ・アラメが打ち上げられていたのですが、特に和賀江島近くでは大量のカジメ・アラメが砂浜を覆い尽くしていました。

Photo_3 ★今日のトピックス①:メッセージボトル 海沿いの病院中に入院しているという32歳の男性マサノリさんとおっしゃる方のようです。いつ頃、どこから海に投げ入れたものなのでしょう・・・?

Photo_4 ★今日のトピックス②:マダコ? マダコではないかと思うのですが、こんなに大きなタコが打ち上げられるのは、材木座では、かなり珍しい出来事です。ピンセットは例によって30㎝なので、50㎝くらいありそうですね。

Photo_5 ★今日の№1:クルマガイ(ホントかな~!?) 貝のコレクター垂涎の的、クルマガイです。材木座で拾えるとは思っていなかったのですが、もしかしたらオミヤゲ品ということも!?相模湾でも住んではいるようなので、念のため今度しおさい博物館でみていただきましょう。

Photo_7 ★拾った貝:今日はすごいですよ~、クルマガイ、ワスレガイ合弁、ベッコウイモ(実は破損個体)、ベニイモ、マガキガイ、イソシジミ、シドロガイ(!)、ナガスズカケボラ、ヒメミツカドボラ、オキアサリ、ベッコウガサ、模様が気に入ったダンベイキサゴ、モシオガイ、ミスガイ、オオトリガイ合弁、オビクイ、ミドリイガイ合弁×3、ヨフバイ(実はこれも破損個体)、ナツメガイ、ネコガイ、オオモモノハナガイ、ハナマルユキ×2、オミナエシダカラ、キイロダカラ、サメダカラ、メダカラ×19、チャイロキヌタ×6。オマケのカニの甲羅はコブカラッパです。

Photo_8 ★途中一休みしていると、「漁師さんですか?間もなくAPECの関係で、歩行者の方にも止まっていただくことがあります」とおまわりさん。漁師さんに間違われちゃいました。ちょっと嬉しい^^ついでに写真でも撮っちゃおうかな、と待っていたら、やってきましたよ~、要人を乗せたバス。鎌倉の街を楽しんでいってくださいね~。

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2010年11月 7日 (日)

タオヤカツクシ

101107 ★今朝の材木座:晴れてはいるのですが、スッキリとまではいきません。富士山もギリギリ見える程度です。ホントはもう少し潮が引くのを待って出たかったのですが、所用でそうも行かず、午後からは東京へ出かける都合もあり、やむを得ず早朝に出てみました。

Photo ★今日の打ち上げ帯:昨日あたりでしょうか、たくさんアラメ・カジメが打ち上げられたようで、少し干からび気味の海藻が浜を覆っていました。波打ち際は、その上に砂が堆積して、うっかりすると、砂に足を取られそうになる場所もありました。

Koshoudai ★今日のトピックス①:コショウダイが打ち上げられていました。こうした南方系の魚が時々目に付くというのは、やはり今年は海水温が高いのでしょうか。帰りに見たら、ハシブト君たちが既に目をつついていました。

Photo_2 ★今日のトピックス②:バカガイ バカガイの大量発生は、このところやっと落ち着いてきたような感じがします。それでも今日も滑川河口付近ではこんな感じでした。

Photo_3 ★今日の№1:タオヤカツクシ チョー久しぶりにお目にかかったタオヤカツクシ。材木座では、ヒゼンツクシは比較的見つかりやすいのですが、ヒゼンツクシ以外のツクシガイの仲間はかなりの貴重品です。

Photo_4 ★拾った貝:アリソガイ(大きさは13センチ程ですが、アリソガイが見つかったのもかなり久しぶりです)、ナデシコガイ、ハツユキダカラ亜成貝、クズヤガイ、タオヤカツクシ、メダカラ×7、チャイロキヌタ×3。右下はジュズダマです。ジュズダマが打ち上げられるのはあまり見たことがないので、つい拾ってしまいました。その上はフタリビワガライシです。

これから東京まで行かなくてはならないのですが、エイペックの交通規制で、首都高が軒並み通行止めですね。どうなることやら・・・。

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2010年11月 3日 (水)

イタボガキ

101103 ★今朝の材木座:休日としては久しぶりにスッキリと晴れた感じがします。ひんやりとした空気に、冠雪した富士山が顔を出してくれました。今日は千葉に出かけるのであまり時間がありません。(先ほど帰ってきたところですが、湾岸の事故で、行きは大黒埠頭から通行止めで、首都高羽田線へ逃げるのにも渋滞がひどく全然進まないし、帰りは何とか通れるようになってはいたものの、事故の後処理の工事のため車線規制が行われていて、また渋滞。事故に一日振り回されて、ひどい目に遭いました。)

Photo ★今朝の打ち上げ帯:浜の中ほどから和賀江島まで、カジメ・アラメを中心とした海藻が大量に漂着していました。和賀江島側では、例によってバカガイがこれも大量に打ち上げられていました。時間があればじっくり見て回りたいところですが、そうも行かないので、ザッと見てまわりました。残念!それでも、それなりに面白いものは見つかりました。

Photo_2 Photo_3 Photo_4 ★今日のトピックス①:生貝など チグサガイ、ミドリイガイの生貝が打ち上げられていた他、タツナミガイも久しぶりに見つけました。タツナミガイの本体がこの時期に見つかるのは珍しいですね。

Photo_5 ★今日のトピックス②:トビエイ 初物、トビエイです。トビウオのように空中を飛ぶことはなさそうですが、この形を見ていると、今にも空を飛びそうな感じですね。

Photo_6★今日のトピックス③:モクズガニ大量漂着 このところモクズガニの季節で チラホラと見てはいたのですが、今日は相当な量のモクズガニが打ち上げられていました。そこいらじゅうモクズガニだらけ!こんなこともちょっと珍しいです。

Photo_7 ★今日のトピックス④:ハマユウのタネ 今日は南方系の漂着物は見当たらなかったので、おそらくこの近辺の物だと思いますが、少し芽を出しています。

Photo_8 ★今日のナンバー1:イタボガキ 漢字で書くと板甫牡蠣。でも名前の由来としては「板帆」という説もあるようです。何回かこのブログでも触れていますが、イタボガキは日本全土で絶滅が心配されけており、三浦半島付近では完全に姿を消したことが確認されています。かなり貴重な貝です。

Photo_9 ★拾った貝:イタボガキ、ワスレガイ合弁、久しぶりのホシキヌタ、ミドリイガイ合弁×2(生貝を含めると、合弁を3つ見つけたことになりますね)。下段真ん中は、何かの実のようなのですが、正体不明です。

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2010年11月 1日 (月)

浮島現象掲載

Img_0001_2 昨日の浮島現象が今朝の朝日新聞湘南版に取り上げられました。参考までに掲載します。

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