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2011年4月30日 (土)

ホタルクチキレモドキ?

110430 ★今朝の材木座:春霞に包まれた穏やかな海辺ですが、空気は少しひんやりとしています。今日は所用があって途中で一旦家に戻り、3時間ほどたってから再び海に出てみましたが、そのころには結構風が出てきて、帰るころにはかなり強い風が吹いていました。

2 1 ★今朝の打ち上げ帯:使用前・使用後というわけではありませんが、左の写真が朝いちばんに撮った写真で、右のものは一旦家に帰った後に撮影したものです。見事に重機が入ってしまい、何もなくなっています。

3 朝いちばんの打ち上げ帯はこんな感じでした。いい雰囲気でしょう?確かにホンダワラ類の気胞はたくさんありましたが、何もないのっべりとした浜辺がそんなに魅力的でしょうか?今日、浜辺に遊びに来る人を見ていたら、ほとんどの人が貝などを拾おうとしていました。浜辺に遊びに来る人たちは、重機の踏み跡と、貝殻や小石などが打ち上げられた砂浜のどちらに魅力を感じるのでしょうか?

Photo_10 Photo_11 ★今日のトピックス:微小貝の魅力 左はシラギクという貝で、2.5㎜、右はクサズリクチキレという貝で4.5㎜しかありません。両方とも今朝拾ったものです。わたしは実体顕微鏡を持っていないので、カメラの性能に頼るしかなく、この程度にしか拡大できませんが、僅か2.5㎜の大きさにも関わらずこの精緻な彫刻といったら・・・。自然は偉大ですね~。

Photo_12 ★今日の№1:ホタルクチキレモドキ? こちらも朝いちばんに拾った貝の一つです。日本近海産貝類図鑑に出ているホタルクチキレモドキという貝にそっくりなのですが、ホタルクチキレモドキが住んでいるのは宮城県塩竃湾と書いてあります。う~む・・・。

Photo_13 ★拾った貝:ウラカガミ、ベッコウガサ、シオヤガイ、かわいいツキガイモドキ、ハツユキダカラ、スカシガイ、ヨメガカサ、ゲンロクソデガイ、マキモノシャジク、なんと昨日に引き続きベニガイの欠片しかも×2、イソシジミ×2(内合弁1)、キンチャクガイ、ミタマキガイ、タマキガイ、ベンケイガイ×6、ウノアシ、オオモモノハナガイ×5、ヒナミルガイ×2、ナミノコガイ×3(内合弁2)、メダカラ×2、チャイロキヌタ×3。

Photo_14 ★拾った微小貝:ホソマキギヌ、ヒメゴウナ、ウズマキウツブシガイ、アラウズマキ、ツヤモツボ、フロガイダマシ、カワザンショウ、サンショウガイ、チビシャジク、キリオレ、トウキョウコウシツブ、クリイロマンジ、ヌノメチョウジガイ、スジウネリチョウジガイ、ネジガイ、オダマキ、ヒメネジガイ、カリバガサ、アミメケシカニモリ、シマハマツボ、ヌノメシャジク、ホソシャジク、イボヒメシャジク、ヨコイトカケギリ、ミスジヨコイトカケギリ、ヌノメホソクチキレ、ハリチョウジガイ、チャイロイトカケギリ、キドイトカケギリ、ノミカニモリ、キュウシュウナミノコ、ロウソクツノガイ、マメウラシマ、ザクロガイ、コシイノミガイ、そしてシラギクにクサズリクチキレなど。 

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2011年4月29日 (金)

ツヤモツボ

110429 ★今朝の材木座:ここ2、3日というもの、かなり強い南風が吹いていました。浜に出てはみたいものの、当然ながら平日はお仕事。満を持して出てみました。穏やかな春の海で、潮も中潮、いい具合に引いています。今年は色々やることがあって、どこまで海に出られるか、また更新できるかわかりませんが、とりあえず今日からゴールデンウィークがスタートです。

Photo_3 Photo_4 ★今朝の打ち上げ帯:このところホンダワラ系の気胞が多く、足を踏み入れるとズブズブと潜っていくような場所もある状態が続いています。そんな中にヤハズグサが所々に打ち上げられていました。

Photo_5 ★今朝のトピックス:鎧甲勇士 鎧甲勇士という戦隊物で、中国からのお客様です。鎌倉まで中国の風船が飛ばされてくるというのは極めて珍しいことだと思います。初めて名見ました。先週のラジオゾンデといい、空中物が続きますね。

Photo_6 ★今朝の№1:ツヤモツボ 殻高4㎜ほどのとても小さい貝です。この小ささと螺肋の間のふっくらとした膨らみ具合がお気に入りなのですが、小さいことに加えて、このところ微小貝が少なかったのでなかなか見つかりませんでした。嬉しい^^

Photo_7 ★拾った貝:ウラカガミ、イソシジミ、イタヤガイ、ツクシタケ、ベッコウガサ、ハネガイ、ベンケイガイ×10、ミタマキガイ×3、ナミノコガイ×2、フクレユキミノガイ、シオサザナミガイ合弁、ハボウキ合弁、オオモモノハナガイ×6、メダカラ×5、オハグロシャジク、マキモノシャジク、とっても嬉しいベニガイの欠片。ウキは黄色のものを始めてみたので拾ってみました。染色体柄の茶碗の完品もありました。

Photo_8 ★拾った微小貝:今日はホントに久しぶりの大漁です。アラウズマキ、ベニバイ、クダタマガイ、コメツブガイ、カイコガイダマシ、ヨコイトカケギリ、ザクロガイ、サンショウガイ、カワザンショウ、ネジガイ、ヒメネジガイ、シノブガイ、セキモリ、フロガイダマシ、ヌノメチョウジガイ、キュウシュウナミノコ、チピシャジク、ミミズガイ、マメウラシマ、ロウソクツノガイ、オオシイノミガイ、コシイノミガイなど。

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2011年4月24日 (日)

コモンダカラ

110424 Photo_2Photo_3  ★今朝の材木座:昨日の嵐のような天気とは打って変わってきれいな青空が広がりました。波はまだまだ高く、サーファー好みです。

Photo_6 Photo_7 Photo_8 ★今朝の打ち上げ帯:朝はちょうど満潮の時間帯なのですが、昨日は強い風と雨で半分くらい歩き残してめげてしまったのと、何か打ち上げられているのではないかという期待感から、海に出てみました。コウイカの甲羅がかなり多く、カツオノエボシもパラパラと打ち上げられていました。

Photo_5 ★今日のトピックス①:イソヒヨドリ♂ ついに姿を現してくれました。今まではいつも♀ばかりで、いつもどうしているのかと気になっていたのですが、やっと姿を見せてくれました。写真がぼけてしまって申し訳ありませんm(_ _)m

Photo_10Photo_11 ★今日のトピックス②:外国製品 今日も見つかりました、外国製品。こういうものを見ると、いよいよ漂着シーズンの始まりを感じます。でも貝にとっては、青い貝が見つかるくらいで、あまりいい季節ではないかもしれません。とはいえ、ロマンの季節ではありますね~。

Photo_12 Photo_13 Photo_14 ★今日のトピックス③:ラジオゾンデ 噂には聞いていましたが、初めて見ました。4月21日の21時に、三重県の四日市市から打ち上げられたもののようです。三日ほどで鎌倉に到着しています。

Photo_15 Photo_16 ★今日のトピックス④:ワンダフルK ある程度の年齢以上の方ならきっとご存知ではないかと思います。ワンダフルKという台所用洗剤です。懐かしい響きですね~。なんと昔のコマーシャルがアップされていました。そしてついでに見つけたのがこちら。拾って嬉しい目薬のコマーシャルが残っていたなんて、ビックリですね。

Photo_17 ★今日の№1:コモンダカラ 貝拾いには、潮が引く午後に改めて出てみました。そして見つけたのがこちら。こんなツルピカのコモンダカラを見つけたのははじめてです。今日は材木座ではチョー貴重品のツキガイモドキも見つかったのですが、ツルピカ度でこちらに軍配が上がりました。

Photo_18 ★拾った貝:ウラカガミ、ベンケイガイ×2、ミタマキガイ、オオトリガイの欠片、コモンダカラ、メダカラ、モシオガイ×2、ナミノコガイ合弁、ツキガイモドキ、ワカミルガイ、オオモモノハナガイ×5、ヒオウギガイ。

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2011年4月23日 (土)

オオマテガイ

100423 ★今日の材木座:昨夜から降り出した強い雨は、朝から降ったり止んだりしています。海岸は風が強く、雨が降り出すと、風が強いため真横からシャワーをかけられているような感じでした。傘は持っていませんでしたが、この風と雨の降り方では、持っていても何の役にも立たなかったでしょう。そんなわけで、雨に負けて浜の半分ほど歩いてめげてしまいましたm(_ _)m

Photo_2 Photo_3 ★今日の打ち上げ帯:今日は朝が満潮だったので、潮の引くのを待って昼に出てみました。このところの南風のおかげで黒潮に乗って南方系の漂着物も転がっていました。

Photo_4 ★今日のトピックス①:今シーズン第1号 カツオノエボシが打ち上げられていました。コウイカやウスベニコウイカの甲羅も結構な数が打ち上げられていて、いよいよ初夏が近づいていることを実感させてくれました。あ、そうそう、ウミスズメも打ち上がっていました。

Photo_5 Photo_7 ★今日のトピックス②:パイ揃い踏み 韓国・中国からパイ菓子のパッケージが漂着していました。中国の方は、人気のお姉さんなのでしょうか、サイン入りです。「影見巨星」というグループかと思い、検索してみましたがヒットしませんでした。

Photo_8 ★今日の№1:今まで最大の14.82㎜で、しかも合弁は初めてです。オオマテガイ自体も見つかったのは3年ぶりくらいですね。※ゲッチョ先生の「おしゃべりな貝」に刺激されて、今までの拾った貝の記録をデータベース化しようと思ってMicrosoftのAccessに入力しはじめました。何せ6年分のデータなので結構膨大で、体調のこともあり、いつ完成するかわかりませんが、完成させると、こういうことが簡単にわかるようになりますね。

Photo_9 ★拾った貝:模様の具合が気に入って拾ったマツバガイ、ベンケイガイ×2、ハツユキダカラ。

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2011年4月19日 (火)

おしゃべりな貝

Hon ★日曜日の仕事帰りに立ち寄った神保町のT海書房で見つけた本。3月に出版されたばかりのゲッチョ先生の新刊です。しおさい博物館の池田館長がタカラガイブックを出版した時も、すぐこの書店の書棚に並んでいました。何でも新刊の何パーセントかはすぐ古書店に回るのだとか。おかげで安く購入できました^^その池田館長や相模貝類研究談話会の前会長、渡辺正美さんの名前も登場するし、加えて内容がとても面白く夢中で読んでしまいました。T海書房の店主さん曰く「このゲッチョ先生の本はタイトルで損してますね」とのことでしたが、内容は深くて、一度読み始めたら止まりません。

Obi オビにはこんなことが書かれています。「貝殻、集めてどうするの?」。少年時代「貝屋」だったゲッチョ先生は、久しぶりに貝殻の魅力に取りつかれ、貝殻拾いの旅に出ます。なぜ貝殻を拾ってしまうのか。ゲッチョ先生が出した答えを読んで、私も考えるところがありました。少し時間はかかりますが、今までため込んだデータを使ってみようかな。

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2011年4月16日 (土)

カキツバタガキ

110416 ★今朝の材木座:昨日は南風が吹いていたのでちょっと期待していたのですが、夜中にもかなりの雨が降ったりして荒天が治まらず、今朝も雨は上がったものの、まだまだ海は波が高い状態が続いていました。

Photo ★今朝の打ち上げ帯:海が荒れている状態では、漂着物は望めません。ホンダワラの仲間の気胞が大量に漂着していました。長靴で踏み込むと足を取られてしまいそうです。打ち上げ帯も小砂利にツメタガイなどが混じる程度で、めぼしい貝はまったくといっていいほどありませんでした。

Photo_2 Photo_3 ★今朝のトピックス①:まもなく初夏 コウイカやアカクラゲが漂着していて、海ではサクラの季節から初夏に移行していきつつあるんだなぁ、と実感させてくれました。

Photo_4 ★今朝のトピックス②:塩ラーメン 漂着ゴミも多くはなかったのですが、中に混じっていたのがこちら。震災の影響で、ラーメンは品薄の状態が続いているらしく、昨日も駅前のT急ストアに「おひとり様3点まで」と書いてありました。聞いた話では、この塩ラーメンは「長崎タンメン」の味を引き継いでいるとか。子どもの頃、好きだったんです、「長崎タンメン」。

Photo_5 ★今朝の№1:カキツバタガキ 普段は拾わない貝なのですが、肋というか、畝の具合と大きさが気にいって拾ってみました。

Photo_6 ★拾った貝:オオモモノハナガイとカキツバタガキだけです。

Photo_7 海に出た時はまだ雲に覆われていたのですが、帰りに見上げると、きれいな青空が広がっていました。明日は仕事のため海はお休みです。

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2011年4月10日 (日)

オミナエシダカラ

4110410141104102  ★今日の材木座:今日は満潮が7時半くらいだったので(左の写真)、少し時間つぶしをして、昼前に出てみました(右の写真)。天気予報では、いい天気になるといっていたのですが、スッキリした晴れとまではいかなかったようです。

2 1 ★今日の打ち上げ帯:朝一番は左の写真のように、一昨日の強風で打ち寄せられたと思われる海藻が和賀江島近くに溜まっていました。一昨日の風はかなり強かったですね。何しろカラスが真横に飛んでいましたから。

Photo ★今日の№1:オミナエシダカラ 今日の打ち上げ帯は貝というよりも小石のような感じだったので、これはという貝もあまりなかったのですが、それでもオミナエシダカラが拾えました。

Photo_2 ★拾った貝:イソシジミ×2(内合弁1)、謎の貝(今度しおさいにお邪魔したら聞いてみます。)、ミタマキガイ、ベンケイガイ、ナミノコガイ合弁、オミナエシダカラ、オオモモノハナガイ×2(内合弁1)。久しぶりにイルカの耳骨も見つかりました。

1_2 2_2 3_3 朝、潮が引くまでの間、 秘密の場所にワラビ採りに行ってきました。先週位がちょうどいい頃だと思っていたのですが、先週はメニエールの発作で動けなかったので、やむを得ません。もう時期的に終わりで、ずいぶんと育ってしまっていたのですが、それでもこれだけ採れました。

Photo_3 ワラビは藁灰か重曹でアク抜きをします。藁灰は入手が難しいので、重曹を使いました。重曹の量を間違えると、ワラビがグズグズに溶けてしまいますので注意が必要です。ばっちりアク抜きを済ませて、タケノコとさつま揚げと一緒に炒め煮にしてみました。この田舎風の味付けがワラビに合っておいしいんです^^

2_3 3_2 4_3 ワラビだけでなく、ゼンマイも結構採れました。ワタと葉っぱの部分を取ってきれいに洗ったら、ワラビとまったく同じ要領でアク抜きをします。さ~て、ゼンマイはどうやって食べようかな~。楽しみです^^

あっ、そうそう、ゼンマイの株を見つけたら、全部を採らないように注意してくださいね。タラの芽なんかもそうですが、全部採っちゃうと来年から生えなくなってしまいます。

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2011年4月 8日 (金)

楽陽軒のひょうちゃん

Photo 先日拾った楽陽軒のひょうちゃんタイプの醤油差し。老眼鏡をかけていなかったこともあって、山田さんの鎌倉リポートで教えていただくまで、うかつにも「楽陽軒」だとはまったく気づきませんでした。楽陽軒のひょうちゃんタイプの醤油差しについては、以前にnaoさんがピンクのものを紹介していらっしゃいます。

Photo_2 楽陽軒の醤油差しは、白とピンクのものが知られています。私は完品を拾ったのは今回が初めてですが、ピンクのものも欠片だけは以前に拾ったことがあります。でも、崎陽軒のひょうちゃんに比べると、白もピンクもかなりの貴重品ですね。

naoさんが書いていらっしゃるように、楽陽軒については、ずっと謎の業者さんでした。でも、私は以前から、気になっていた会社がありました。

Photo_3 それは、こんな焼売を販売している楽陽食品という会社なんです。これは鎌倉駅前のT急ストアで売っていたのですが、T急ストアではこれ以外でも特売の日に楽陽食品の別の焼売を売ったりもしています。楽陽軒と楽陽食品、なんだか関係がありそうではあ~りませんか。HPの楽陽食品の歴史には、横浜市戸塚区でドライブインを営業していたとも書いてあります。ますます匂います。

そこで思い切って楽陽食品の東京本社に電話してみました。すると・・・やはり楽陽食品の前身は、楽陽軒だったそうで、そのころ売っていたお弁当にこの醤油差しが入っていたとのことでした。

残念ながら、古い社員の方がいらっしゃらないとのことで、それ以上のことはわからなかったのですが、この醤油差しを入れたお弁当を売っていた楽陽軒が、現在の楽陽食品の前身であることは間違いないというご回答をいただきました。

楽陽食品の歴史によれば、創業が昭和38年10月とのことなので、「楽陽軒」としてこのタイプの醤油差しを入れたお弁当を売っていたのは、少なくともそれ以前ということになりますね。本家崎陽軒のひょうちゃん登場は昭和30年ですが、そもそも崎陽軒でこの形の醤油差しが登場したのは戦後だそうです。

Photo_4 横山隆一画伯が絵を描くまでは、崎陽軒では、このように「崎陽軒」という文字の入った醤油差しを使っていたようです。それを考え合わせると、楽陽軒の醤油差しの登場は、崎陽軒より早いとは思えないので、戦後、崎陽軒の陶製醤油差し登場後から昭和38年9月までの間に販売されたお弁当についていたと考えていいのではないかと思います。

だいぶ謎が解明できたかな~、なんて思いますが、いかがでしょうか^^

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2011年4月 6日 (水)

東京電力福島第1原子力発電所の事故

このところ東京電力福島第1原子力発電所の事故で、高濃度の放射性物質に汚染された水が海に投棄されていることで、漁業関係者の方々に対する被害が問題になっています。確かに魚に対する放射能の影響は心配ですね。東京電力も、ほかに方策はなかったのかもしれませんが、いきなり乱暴なことをしたものです。でも、ニュースや新聞に取り上げられているのが魚のことだけなので、ちょっと気になっています。

Imgp0049_2 海にはプランクトン(この表現には魚も含まれます)だけでなく、海の底にじっとしている生き物や、僅かしか移動する手段を持ち合わせていない生き物、さらには海藻など底生生物(ベントス)たちがたくさん住んでいます。もちろん私がいつも拾って歩いている貝もその一つですね。

Imgp0028 直接口に入る魚のことですし、消費者が敏感になるのは当然だと思います。したがって漁業関係者の関係者の方々への補償が問題になるのも当り前だと思います。でも、魚のことばかり心配していていいのでしょうか?

Tatejima2 移動手段を持たない生き物たちがいることにもっと目を向ける必要があるのではないでしょうか?例えば、魚なら異変を感じればある程度逃げることもできるでしょうが、ベントスたちはそうはいきません。高濃度の放射能の影響を一番多く受け蓄積してしまうのはベントスではないでしょうか?

Shigi そして、そうしたベントスたちが海の中での食物連鎖では、最も下層に近い部分にあることは間違いないと思います。すなわち高濃度の放射能に汚染された生き物たちを食べていく生き物たちがたくさんいるということであり、地上の生き物の中にもそうした生物を食べるものたちが存在する以上、魚に限らずいろいろな経路を経て人間の口にも入る可能性があるということです。

今回、想定外の地震と津波ということが強調されていますが、現実に1896年の明治三陸沖地震のときに高さ38メートルの津波が記録されているそうです。命がけで作業に当たってくださっている方々には本当に頭が下がる思いですが、再三危険性が指摘されているにも関わらず、「絶対安全」という言葉を繰り返して対応を怠ってきた東京電力の経営陣の責任は重大だと思います。そういうことも踏まえて、東京電力には慎重に対応していただきたいものです。

Photo_2 「かけがえのない地球」というとありふれた言葉ではありますが、様々な生き物に対する視点を持つべきではないでしょうか。せっかく昨年は「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催されたのですから。

※先週はメニエールの発作で動けず海はお休みでした。やっとどうにか回復しこの記事を書いています。今度の土曜日も仕事で海には出られません(T_T)10日は出られるといいなぁ・・・。

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