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2011年8月28日 (日)

ワスレガイ

1108281_2 1108282 ★今朝の材木座:いよいよ夏休み最後の日曜日です。すっきりと晴れています。遠くにいる台風が影響しているのか、波は結構高めですが、日中になると夏の終わりを楽しむ人々がやってくるのでしょう。

Photo 2_2 Photo_2 ★今朝の打ち上げ帯:今日から大潮、漂着物も少なく、その少ない漂着物も重機がありがたくも片づけてくれています。おかげで海に遊びに来た子はめでたくも、海というところは、何もないところで、それが自然の姿なのだと思い込むことでしょう。まあ、その重機の「ご活躍」もいよいよ終わりかと思うと、と~っても嬉しい。

1 2_3 3 ★今朝のトピックス:サーフ天国 今朝は結構波が高かったのですが、たくさんのサーファーが波を楽しんでいました。でもこういう波の日に集まってくるサーファーの方々の嗅覚ってすごいなぁ、と思います。

Photo_3 ★今朝の№1:ワスレガイ 1年4ヵ月ぶりのワスレガイの生貝です。時々幼貝の片殻が転がっているのは見かけますが、生貝はなかなか見つかりません。もっともそれはワスレガイだけではないですね。この後、波切りをするように投げて(ワスレガイくん、ごめん)、海に帰してあげました。

Photo_4 Photo_5 ところで波部忠重先生の「貝の博物誌」という本の「貝と文学」という項には、「暇あらば拾いに行かむ住吉の岸に寄るとう恋忘れ貝」など、万葉集から「忘れ貝」を歌った歌が6首紹介されています。

※余談ですが、この本は数年前、神保町のM倫館書店で購入したのですが、見開きに波部先生の書き込みがありました。貰った〇○さんはもったいないことをしたものですね~。もっとも物の価値なんて、必要な人にしかないものですけど・・・。おかげで私はいい買い物ができました^^

Img_0002 で、話は戻りますが、我が相模貝類研究談話会の前身、相模貝類同好会による「貝の和名」(会報みたまき特別号)によれば、万葉集の頃の「忘れ貝」は離れ離れになった二枚貝の半片のことで、現在のワスレガイは名前が先にあり、のちにそれが特定の種に当てられた和名の一つである、となっています。二枚貝が片殻のみになってしまったところをみて恋の歌を詠むなんて、いい話ですね~。

Photo_7 ★拾った貝:ハナマルユキ一つ。オマケに拾ったヒメグルミ、北風が運んでくれたものでしょうか。時期を待って庭に埋めてみようかな~。

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2011年8月27日 (土)

オオモモノハナガイ

1108271 1108272 ★今朝の材木座:このところ不安定な天気が続いていますが、昨日の雨はすごかったですね。神奈川県内でもずいぶん浸水の被害がでたようです。今日も雨は止んだものの、見るからに不安定な空模様が広がっています。

Photo 2 Photo_2 ★今朝の打ち上げ帯:明日から大潮ということで引きが強いのか、貝の打ち上げ帯はありません。重機のやり残した打ち上げ帯では、中国製品が見つかりましたが、青い貝や種子はありませんでした。

1 Photo_3 Photo_4 ★今朝のトピックス①:海水浴シーズンが終わり、静かになり始めた浜辺には野鳥が戻ってきていて、今朝はイソヒヨドリが姿を見せてくれました。しかも、メスが1羽、オスが2羽です。

3 2_2 1_2★今朝のトピックス②:滑川河口ではウミネコ君の群れが水浴びの真っ最中。こんな姿は、あまり天気が良くなく、人気がないときにしか見せてくれません。

0  1_3 2_5 ★今朝のトピックス③:ヒライソガニ 潮が引いた浜辺には、カニの這った跡がいくつも見られました。そのうちの一つが左の写真。その先端にいたのは真ん中のヒライソガニ。ほかにもまだ見つかりました。

Photo_5 そんな訳で、いろいろと楽しむことができた今日の浜歩きですが、貝は少なくて、拾ったのはオオモモノハナガイ1枚だけ。でも、重機との戦いも間もなく終わります。今年は日中に歩く気がしなかったので、海を歩いたのは朝だけでした。茨城県は海水浴客が激減ということですが、鎌倉はどうだったのでしょうか。

Photo_6 ところで、先日こんな貝を拾いました。殻径24.15㎜。最初はカガミガイの仲間が裏返しになって打ち上げられているのかと思いましたが、なんとなく違うようなので手に取ってみました。するとご覧のように輪肋があります。ひょっとしてビノスガイモドキの子どもかな、と思い、先週しおさい博物館にハナデンシャを届けたついでに池田館長に見ていただいたのですが、判断がつかず保留ということになりました。正体がわかったらご報告します。

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2011年8月21日 (日)

アオサギ

1108211 1108212 ★今朝の材木座:急に冷え込んだので、ウインドブレーカーを羽織って海に出ることにしました。未明から降っている雨は止むことなく、時折弱くなりながら、しとしとと降り続けています。

2 1 ★今朝の打ち上げ帯:こんな感じでは打ち上げ帯があったのかどうかすら判断が付きませんね。波も弱く、打ち上げそのものが少なかったようです。そのため、浜全体がのっぺりした感じです。

1_2 2_2 僅かな漂着物も、重機君は念入りに取り去ってくれます。特に今日は打ち上げそのものが少なくて暇を持て余したのか、いつもはやらない滑川河口の砂の軟らかいところまで、しつこいくらいに往復していました。でも、こんな天気でお客さんはくるのかなぁ・・・。

Photo ★それだけ重機に邪魔されても、何とかこれだけ拾うことができました。自分で自分をほめてあげたい!?というわけで、拾ったのはアオサギ(今日の№1はこれにします)、ヤツシロガイの赤ちゃん、メダカラ、ヒメシラトリ合弁、オオシイノミガイ、アズキガイ(陸産)と、オマケのシナアブラギリ。

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2011年8月20日 (土)

昨日のハナデンシャと今朝のムカデメリベ

1108201 1108202 ★今朝の材木座:昨日の朝までの暑さはどこへやら。ホッと一息といった感じです。昨日の雨はすごかったですね。と平穏な書き出しですが、またまた、やっちゃいました。愛用のデジカメを海の中へ・・・それ以上は言えません(T_T)

2 1 ★今朝の打ち上げ帯:左は浜のほとんどを占める重機跡。でも、もともとの様子が豆腐川の東に一部残っています。それが右の写真。結構いい雰囲気ですよね~。海水浴場の宿命とはいえ、残念でなりません。

Photo 2_2 ★今日のではなく、昨日のトピックス 昨日は仕事だったのですが、一昨日からの風が気になって、ちょっと様子を見に海に出てみたら、なんとビックリ!ハナデンシャが打ち上げられていました。もちろん、かなり弱ってはいたのですが、いきているハナデンシャを見ることができるなんてすごいでしょ^^去年の9月18日に見つけたときは、砂泥まみれで半分砂に埋まって死んでいた状態だったのですが、それでもかなり貴重だと思います。それが今回は生きたまま!!でも、夜仕事を終えて帰ってきたら、残念なことになっていました。

3 1_2 ★今朝の№1:ムカデメリベ 8月8日に続いて、ムカデメリベが打ち上げられました。今日はメリベを見つけたのはこの1匹だけでしたが、元気なムカデメリベでした。昨日のハナデンシャ、オマケの入れ歯(^_^;)とともにしおさい博物館にお届けしてきました。しかし、このメリベウミウシって、正体を知らなかったらブキミな生き物に思えてしまいそう^^

Photo_2 ★拾った貝:一目でベニガイとわかる欠片とオオモモノハナガイ。オマケのゴバンノアシも。

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2011年8月14日 (日)

オオレールマキクチキレ

1108141 1108142 ★今朝の材木座:穏やかな夏の海です。昨日は早く出すぎて貝をほとんど拾うことができなかったので、今日は少し時間をずらしてゆっくり目に出てみました。といってもお盆の真っ最中ですから、海水浴の人たちが現れる前に歩かないと大変なことになりますね^^

2 1 ★今朝の打ち上げ帯:昨日、今日と大潮で潮の引きが強いのですが、昨日と違って時間帯を考えたおかげで、少しですが微小貝の打ち上げ帯にも遭遇することができました。

Photo ★今朝のトピックス:ナギナタホオズキ 豆腐川の東、重機が入らないエリアには、アカニシの卵、ナギナタホオズキがパラパラと打ち上げられていました。アカニシというと思い出すのは「片棒」などの落語でおなじみ、赤螺屋ケチ兵衛さん。一旦フタを閉じるとなかなか開かないことから、ケチな人のことを「赤螺屋」というようになったとか。アカニシがちょっとだけかわいそうに思えるのは私だけ?

Photo_2 ★今朝の№1:オオレールマキクチキレ 約3年ぶりのオオレールマキクチキレです。現物は4.15㎜のごく小さな貝です。相模湾、山口県防府沖、山口県北部のみに分布するという貴重な貝です。こういう貝が拾えると嬉しいですね^^

Photo_3 Photo_4 ★拾った貝と微小貝:ベニガイの欠片(何と二つも!!)、イタヤガイ、ミスガイ、ミガキマルツノガイ、スカシガイ、メダカラ、ネジガイ、シノブガイ、ヒメネジガイ、ヨコイトカケギリ、マメウラシマ、コシイノミガイと謎のツノガイ。「ベニガイは大潮狙い」神話は今日も健在でした。

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2011年8月13日 (土)

モシオガイ

1108131  1108132 ★今朝の材木座:穏やかな海です。夜が明けるのが遅くなってきて、足元が見える程度になってから海に出ようと思うと、足元がきれいになってしまってからということになるのが悲しい・・・。

1 2_2 3 ★今朝の打ち上げ帯:というわけで、大半の漂着物は重機が片づけてしまっているのですが、右側の写真の僅かな部分に期待をかけて歩きました。

Photo そして拾ったのがシナアブラギリ。南方系の漂着物があるということは、午後から南風でも吹いているのでしょうか。あとは滑川河口に残っていたほんの一角で見つけたモシオガイとオオモモノハナガイが今日の収穫で゜した。

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2011年8月 8日 (月)

ムカデメリベ

1108081 1108082_2 ★今朝の材木座:昨日が仕事だったので、今日は代休です。小潮ですが、それなりに潮も引いていて、穏やかな夏の海が広がっていました。

2 Photo ★今朝の打ち上げ帯:全体的にのっぺりとした海で、打ち上げ帯と呼べるようなものはほとんど見当たりません。もちろん大半は重機が抉り取ってしまった後でしょう。滑川近くのロープ際には、かなり状態が良かったであろう打ち上げ帯の片鱗が、ちょこっとだけ残っていました。

A B C_2 ★今朝のトピックス:スナモグリ 和賀江島近くの波打ち際にスナモグリが3匹も打ち上げられていました。しかも、みんな生きていたのですが・・・

Photo_2  上の写真のうち一番右の個体が、砂に潜っていくところをうまく撮影することかできました。スナモグリが砂の中に潜っていくところは初めて見ましたが、さすがに名前のとおり、器用に潜っていくものですね~。

Photo_3 1 2_2 ★今日の№1:久しぶりにメリベウミウシが見つかりました。今はヒメメリベ、ムカデメリベと呼ぶようですが、最初に見つかったのはヒメメリベ。点々と打ち上げられているのが見つかり・・・

110808_2 Photo_4 その後ムカデメリベも見つかって、最終的になんと両方合わせて12匹も見つかりました。集計中のAccessで確認してみたら、前回見つかったのは2007年8月12日で、17匹も打ち上げられていました。HPの方にはまだ、メリベウミウシとして掲載しているので、ヒメメリベとムカデメリベに直さなくちゃいけませんね。1種類増えることになります。

Photo_5 ★拾った貝:マツヤマワスレ、オミナエシダカラ、シボリダカラ、チャイロキヌタ×2、オビクイ、ナミノコガイ合弁、フクレユキミノ、ベンケイガイ、オオモモノハナガイ。

2_3 1_2 材木座海岸正面入り口から引き上げようとしたら、どこからか鳥が種を運んできたのか、入り口のトンネル横にランタナがかわいい花を咲かせていました。あっ、そうそう、一昨日のカミナリイカですが、天ぷらもバター炒めもとっても美味しかったですよ~。何しろ特大のイカなので量が多くて食べるのが大変でした^^

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2011年8月 6日 (土)

カミナリイカ

11080611108062 ★しばらく休んでいましたが、どうにか海を歩けるようになれりました。とはいえ、まだ本調子ではないので、様子を見ながら歩きたいと思います。今朝の材木座の海は、遠方の台風の影響が多少あるのか、少し荒れ模様のようです。

2 1 ★今朝の打ち上げ帯:豆腐川から東はご覧のようにのっぺりとしていて、目立つような漂着物は見当たりません。西側には点々とアマモが打ち上げられていたのですが、貝はあまりありませんでした。

Photo_3 Photo_4 それでも、ところどころに面白いものが見つかりました。金色をした新鮮なアイゴやカワハギも二匹打ち上げられていました。荒れ模様を反映して、消火器まで。右の写真は、久しぶりのアカヒトデヤドリニナ。

1_2 ★で、今日の№1はというと、カミナリイカです。コウイカ類はたまに打ち上がりますが、状態のいいものはほとんどありません。それがなんとビックリ、今日はとびきり新鮮なカミナリイカが打ち上げられていました。こんなことがあるなんて、きっと海の神様からの復帰祝いだろうと勝手に解釈して、レジ袋に入れてお持ち帰りです。

2_2 3 4 家に帰って早速さばいてみました。まず甲羅を取り出して、身(真ん中の写真の左側)は天ぷらに、ゲソとエンペラ(同じく右側)はバターで炒めて食べちゃおうと思います。そして取り出した甲羅が右の写真です。上が以前拾っておいたカミナリイカのものではないか?という甲羅、今回のものが下です。こうして比較すればはっきりとわかります。naoさんとshigeさんの眼力どおり、先日のものも、やはりカミナリイカのものに間違いないようですね。それにしても今日のイカは大きくて、甲羅の大きさは29.7㎝もありました。

Photo_2 ★ほかに拾った貝:カモジガイ、イソシジミ合弁、シオサザナミ、オオモモノハナガイ×3。復帰してすぐで何ですが、明日はお仕事のため海はお休みです。

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