イワガキ
★今朝の材木座:かなり強い雨が降っていたのですが、昨日は仕事で海をお休みしたので、体というか、気持ちというかがウズウズして、少しだけ出てみることにしました。雨に煙る江の島、なかなか風情があります。サザンやTUBEが歌う気持ちが分かります。特に雨の日は人気(ひとけ)が無く静かなので、私はこんな海、結構好きです。
★今朝の打上げ帯:小石混じりで貝のうち上げ帯ができていました。といっても、メインはバカガイで、所々にアサリやメオニアサリ、ウチムラサキ、サギガイなどが混じっている感じです。微小貝も見つかりませんでした。
雨のせいで(←腕のせいの間違いだろ!)、よく撮れなかったのですが(見づらい写真ですいません) 、強い雨の中、イソヒヨドリのおとーさんがびしょ濡れで餌探しに頑張っていました。おとーさんというものは涙ぐましい努力を人知れずしているものなんですよねー。そーいえば、今日は世間では父の日とかではなかったですか?頑張れ!イソヒヨドリのおとーさん!!
昨日は仕事に出かけるとき、アジサイを見に来たと思われるお客さんたちが大勢で、駅に行くのも大変でしたが、アジサイもいいけれど雨に濡れるハマボッスも悪くありません。2株ほど、まだ、きれいに花を咲かせていました。雨に濡れてしっとりとした白い花が、葉っぱの緑色に映えてなかなかの味わいです。和賀江嶋では、雨などまったく関係ないようにクボガイ、スガイ、イシダタミガイなどが日常を繰り広げていました。
★さて、今日の貝はこちら、特大のイワガキです。特大のイワガキは海が大荒れになった後などにゴロゴロと打ち上げられたりしますが、今日は雨は強いものの、風はほとんどありませんでした。でもこの個体を含め、豆腐川の東で2つほど見つけました。ちなみに、祖師ヶ谷大蔵の「はく」でもイワガキのシーズンに入りました。「はく」は金沢家庭料理の店なので、能登産のイワガキです。海女さんが数十メートルも潜って採ってくるとか。そりゃあ、もう美味しいったらないので、毎回頼んでしまいます。おかみさんは縦半分に切って、紅葉おろしを乗せて出してくれるのですが、その大きいこと!半分を口に含むと、口の中がいっぱいになって話すこともできないくらい(いつの間にか打ち上げ貝とまったく関係ない話になってしまった)。
という訳で今日の収穫はこちら。久しぶりに、とてもきれいなウチヤマタマツバキが拾えました。そして、少しというか大分くたびれたハツユキダカラ。オマケは「瀬297」の統制陶器です。
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