イトカケゴウナ
★今朝の材木座:実は今日はあまり体調が良くなかったのですが、せっかくの潮周りなので、ほんのちょっとだけ和賀江嶋に探検に出かけてみました。
★そんな訳で、打ち上げ帯も和賀江嶋に行く途中の様子しか撮っていません。でも貝の打ち上げ帯が多少できていて、じっくり探すと少しは微小貝も見つかったかも知れません。
和賀江嶋でも、軍手を忘れてしまった関係で、あまり探検できなかったのですが(探検しすぎると、指先がザクロのようになってしまいます←平山蘆江の怪談調の表現ですね^^)、それでもそ~っと転石をひっくり返すと、色々な生き物が見つかります。ヒライソガニ、クモガニ科の赤ちゃん、ナナツデヒトデ^^
貝類も、スガイ、イシダタミガイ、ホソウミニナなど、ゴロゴロといるものから、触角を出しているオオヘビガイ、そして石をひっくり返すとイソニナ、ケハダヒザラガイなど常連さんたち。ヒラスカシの生貝は初めてかも。
そして見つけた今日の貝はこちら、イトカケゴウナ。なかなか微小貝が転石にくっ付いているところは、老眼鏡の身で見つけるのは一苦労ですが、こんな貝が見つかると嬉しくなってしまいます^^
海にいたのは、ほんの30分くらいなのですが、急に怪しい雲がやってきました。結果的に雨は降りませんでしたが、天気予報の告げるとおり、大気が不安定になっているようです。あ、そうそう、天気予報の「予報」の意味ですが、以前、気象キャスターの岩谷忠幸さんに伺ったところでは、「予め報じる」ではなく「予想して報じる」ということだそうです。
さて、こっから先は、私の愚痴というか、戯言というか。まあそんなものですので、お気に召さなければ、飛ばしてください。
先日、政府が鎌倉の世界遺産登録申請を取り下げましたね。
正直な話をすると、最初にはっきり言っておきますが、鎌倉が世界遺産になろうがなるまいが私としてはどっちでもいいんです。
「武家の古都」を標榜して、鎌倉の歴史的な価値を世界に訴えたいというのは、それはそれで素晴らしいことだと思います。ただ、私は鎌倉の自然が好きなので、例えば和賀江嶋も世界遺産登録に向けた重要な歴史的価値のあるパーツの一つであるという鎌倉市の主張に対して逆らうつもりはありませんが、できることなら、和賀江嶋の自然にも目を向けてもらえたら嬉しいなぁ、と思う程度です。
一つ気になるのは、先日も触れましたが、腰越・由比ヶ浜・材木座の命名権を売りに出したという事実です。幸い今回は豊島屋さんが買い取ってくださいましたが、片方では「武家の古都」として「鎌倉の歴史」を世界に訴えつつ、もう片方では地名という由緒ある歴史をないがしろに扱うという行為に疑問を感じます。
「地名」というのは、何たらスタジアムとか、何たら公会堂とは訳が違います。例えば我が材木座だって、その昔、「材木」を商っていた「座」があったことからつけられた地名です。その由緒ある地名を売りに出すことと歴史を大切にすることが相通じるものとはどうしても思えません。
和賀江島がパーツの一つとして世界遺産に登録された際、その重要なパーツがヤフー海岸や楽天海岸(ヤフーさんや楽天さんに個人的な恨みはありませんよ、むしろお世話になっているくらいですから。念のため)にあるというのはいかがなものでしょうか。
いっちゃあ何ですが、こういうことだから世界遺産登録に対する熱意が通じなかったのかも知れませんね。
何よりも、世界遺産登録を目指して熱心に活動してこられた方々に対して失礼だと思うし、やっていることに一貫性が感じられないと思うのは私だけでしょうか。
まあ、先日の和賀江嶋清掃に関しても、前石渡市長は長靴を履いて、作業する気満々で登場し、実際に汗をかきながらゴミと格闘していらっしゃいましたが、今の市長の何とかいう名前の人(忘れちゃった、何しろどうでもいいと思っているので)はスーツで来て挨拶だけしてさっさと帰っちゃった様な気が(違っていたらごめんなさいね~)。
そんなところにも、現在の鎌倉市の姿勢が表れているように感じてしまいました。
それにしても最近、文句や愚痴が多いなぁ、俺。気を付けようっと。
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