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2015年5月10日 (日)

ウズイチモンジ

15051011505102★今朝の材木座:春霞というんでしょうか、このところ夜、月を見てもおぼろ月夜の事が多いですね。今朝もぼんやりと霞んで、なんとなくもゃ~っとしています。マツヨイグサがきれいだったので、写真に収めてみたのですが、この一家も帰化植物。コマツヨイグサに至っては、要注意外来生物として、全国各地で実際に駆除が行われているそうです。
 でも、太宰治の「富嶽百景」の有名な一節「富士には月見草がよく似合う」、この月見草が差しているのはオオマツヨイグサという説がありますね。
 また竹久夢二の「宵待ち草の歌」(待て暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ)にもうたわれ、是非はともかくとして、すっかり日本の文化に定着してしまった感があります。どうしましょ。

321★今朝の打上げ帯:浜は相変わらず褐藻、特にヒジキの打上げが目立ちます。今年最後になるかもしれないワカメを一株拾いました。滑川寄りには貝溜りも出来ていました。

PhotoPhoto_2Photo_3お魚さんもいろいろ見られましたよ~。左から、ニシンの子ども、ヒイラギ、ハマダツ。ハマダツは早くもお腹がカラスの餌に。どうしてカラスはお腹が好きなんでしょうかねぇ…。

Photo_4★今日の貝:ウズイチモンジ 久しぶりに拾ったので選んでみました。ウズイチモンジと間違えやすいのがハクシャウズ。ひっくり返して、殻口の部分が赤くなっていればハクシャウズです。ウラウズガイも似てるといえば似てるけど、周縁の結節の大きさが比較にならないので、分かりやすいですね。

Photo_5さてさて、このところ個人的に勝手に盛り上がっているワスレイソシジミ。捕食者のクロダイ(別名チヌ)が打ち上げられていました。そこでこの間の疑問を黒住先生に伺ったところ、イソシジミも日本固有種のワスレイソシジミも、輸入しているワスレイソシジミ(アケミ貝)とは種が異なるので交配はあり得ないとのことでした。チャンチャン。

Photo_6★今日の収穫:イタヤガイ、ベンケイガイ、ワスレガイ合弁、ワスレイソシジミ×4(うち合弁1)、マツヤマワスレ×3、ナデシコガイ、アズマニシキ、オオモモノハナガイ×6、ウズイチモンジ。オマケは昨日のブラタモリでもやってた青磁片が3つと小さいガラスビン1つ。























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2015年5月 4日 (月)

ワスレイソシジミのこと

1505041505042Photo★今朝の材木座:雲が少し邪魔をしていますが、富士山を拝むことができました。赤潮は、今日は風向きの関係で、由比ヶ浜寄りになっているようです。3枚目の写真をご覧ください。途中から海の色が変わっているのがお分かりいただけますでしょうか。

Photo_2さて、昨日のワスレイソシジミの続きを少しばかり。
現在、アケミ貝という名でクロダイの餌として釣具屋さんで売っているワスレイソシジミは、ほとんどが中国・韓国からの輸入物という話を聴いたことがあります。

以前、しおさい博物館の池田元館長に伺った話では、ハマグリもシナハマグリとの自然交配で、ハマグリとシナハマグリとの中間的な個体が出てきているということでした。

シナハマグリは本来、日本には生息していなかった外来種です。
環境省でも、外来生物法の要注意外来生物として指定しているし、日本生態学会の侵略的外来種ワースト100に選定されてもいます。

心配なのは、同じことがイソシジミとワスレイソシジミの間にも起きないのだろうかということですね。このあたり、また機会を見つけて黒住先生に伺ってみたいテーマです。

帰化植物の一つにセイタカアワダチソウがありますが、本来3~4mにもなる高さのセイタカアワダチソウが、在来植物に押されて、輸入当時よりずっと高さが小さくなっているという論文を読んだことがあります。セイタカアワダチソウも外来生物法の要注意外来生物として指定されているし、日本生態学会の侵略的外来種ワースト100に選定されてもいます。

同じようなことが貝の世界でも起きないとは限らないし、何があるか分かりませんね。
いずれにしても、今後も引き続き注目していきたい貝の一つです。

黒住先生には、ずっと疑問に思っていた、もう一つの質問をさせていただきました。
なぜ、突然増殖する貝があるのか、そして翌年は、また以前の状態に戻ってしまうのはなぜか。

この答えはとても難しいそうです。ただ、自然の何らかの条件が、その種類に有利に働いたときにそういう現象が起きるのではないかとのことでした。
例えば、大雨で河川から大量の雨水が流れ込んだとすると、その雨水の中に、固有の種の食料となりうるプランクトンが含まれていたりとか。

う~む、さすが主任上席研究員、とても勉強になりました。こういう先生とお知り合いに慣れたのは、本当に幸せなことです。

という訳で、今日はお墓参りに千葉まで出かけますため、これにて失礼つかまつります。

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2015年5月 3日 (日)

ワスレイソシジミ

150503PhotoPhoto_2★今朝の材木座:5時を過ぎるともう明るくなっています。日が早くなったものですね。考えて見れば、来月はもう夏至。でも、富士山の冠雪はまだまだ深いようです。シラス漁の帰りでしょうか、丹沢山系大山を望みながら急いで帰港する漁船がありました。

Photo_3Photo_4Photo_5★今朝の打上げ帯:だいぶヒジキが上がっていました。もうワカメは皆無。ほとんどがアカモクなどホンダワラ科の褐藻です。

Photo_6Photo_7Photo_8ちょっと心配なのが、赤潮です。浜に出てまず目に付きました。これだけの赤潮はめったにありません。材木座の正面入り口付近から和賀江嶋にかけてこのとおり。海中の生き物たちは大丈夫なのでしょうか。

Photo_9Photo_10Photo_12今朝は、本当に久しぶりにチュウシャクシギに会うことができました。私が見つけたのは1羽ですが、こちらもお久しぶりの池さんにお目にかかったところ、チュウシャクが2羽、キアシが4羽いたそうです。赤潮でカニなどの生き物がやられてしまうと、それらを餌としている鳥さんたちも死活問題です。池さんによれば今回の赤潮は、かなり広範囲にわたっているとか。影響が大きくならないといいのですが…。

Photo_13Photo_14Photo_15赤潮の影響かどうか分かりませんが、生き物系も色々と。左はクロウシノシタの赤ちゃん。成魚になると、このきれいな水玉模様は消えてしまいます。後はシマウミスズメとコウイカ・ウスベニコウイカの甲羅。この他、例によって浜中にアメフラシが点々と打ち上げられていました。

Photo_19Photo_20Photo_22昨日は海が少し荒れたのでしょうか、韓国や中国製品の打上げもありました。私には真ん中のケーキがどんなものなのか、どーしても想像できません(一番右、ピントがずれてしまいました。すいません。北京と書いてありました)。

Photo_23日本の漂着物でも理解できないものが…なぜ、何ゆえムラサキウニの模様がついているのか。はたまた、ムラサキウニではなく、別のものなのか…誰か教えて~!

Photo_24★今日の貝:ワスレイソシジミ
今日、千葉県立中央博物館の主任上席研究員、黒住 耐二(くろずみ たいじ)先生に確認しました。やはりここ何年か大量に打ち上がっているのは、イソシジミではなくワスレイソシジミだそうです。
ただし、私が漁師さんに確認した所によれば、この付近のクロダイ釣りには、餌にスイカ(^_^;)を使ったりしますが、通称アケミ貝・ワスレイソシジミを使う習慣はないそうです。黒住先生は、ホンビノスと同じように、三浦半島を回り込んで繁殖した可能性を指摘されました。

Photo_26★今日の収穫:ワスレイソシジミ、マツヤマワスレ、オオモモノハナガイ×2、ベンケイガイ、タマキガイの赤ちゃん、シオサザナミガイ、合弁のナミノコガイ、ウノアシでした。
























































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2015年5月 2日 (土)

月とひょうちゃん

Photoサマセット・モーム「月と6ペンス」とは一切関係ありません。今日は、朝から遠出をしなくてはならず、その前に病院へ行ったりと、忙しい一日でした。海どころではなかったので、代わりといっては何ですが、月齢13.3の月の写真をお楽しみください。コンパクトデジカメだし、三脚を使わなかったので、若干の手ブレはご愛嬌ということで。桑田佳祐さんの「月」、本人も意外だったようですが、あまり売れませんでしたね。私は結構好きな曲なんですが。

Photo_2それから、現在、崎〇軒では、ひょうちゃん誕生60周年を記念して、還暦ひょうちゃんをシウマイに忍ばせていますね~。私は、なかなか当たらないのですが、ゴールド還暦ひょうちゃんもあるそうです。私と同じよーに興味のある方は、シウマイを買ってみてはいかがでしょう。

って、今日の記事、海とまったく関係ないし。

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